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オルタード・カーボン

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: アスペクト
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人間というものの存在が ★★☆☆☆
なんだか曖昧になってくる。まあSFですが。

人間の心や記憶がメモリに記憶される。それさえあれば新しい肉体で同じような記憶を持てる。

何だか私には人間がFOMA以降の携帯電話のように思えた。(決して物語の本筋に否定的なわけではありません。)
SIMカードを入れ替えれば新しいモデルに人体も移行可能(もしくは移植)なのかと・・。

スパイ的要素もあり、近未来的な感じがした。個人的には和訳をもう少し柔らかくやさしくしてほしかった。(これも実際洋書読めないのでただのわがままかもしれない。)



  2作目ブロークンエンジェルも読んだが、なぜ最後の3作目がいまだ日本発売されないのかが疑問。早く出して欲しい。

サイバーパンク+ハードボイルド ★★★★★
2003年のフィリップ・K・ディック賞受賞作品。

読み始めたときには、ちょっと読み続けるのつらいかなって思ったけど、読み始めると、止まらなくなった。

サイバーパンク風なハードボイルド。あるいは逆に、ハードボイルド風なサイバーパンク。

主人公の名前がタケシだったり地名にカナガワが出てきたり、といった日本的なところはウィリアム・ギブスン、トリガーハッピーなところはミッキー・スピレーンのマイク・ハマー、最後の余韻はレイモンド・チャンドラーを思わす。

続編もすでに翻訳されているので、そっちも読んでみよう。
楽しかった ★★★★★
人間のデジタル化。ありそうで無かった設定が矛盾無く見事に展開されていて、それだけでもワクワクさせられた。その設定故に成立するストーリーがテンポ良く進み、上下2巻の長編ながらあっという間に読み終えてしまった。SF、ハードボイルド、ミステリー、全部ひっくるめてオススメ。実に楽しかった。
活字より映像化した方が面白いかも ★★★☆☆
世界観、舞台設定から小道具にいたるまでアイディアは素晴らしい。
ただストーリーがあまりにも単調すぎてなかなか引き込まれない。
やっとエンジンがかかるのは2巻目以降。ミステリとしても特に驚く
展開があるわけでもない。
ダン・ブラウンのような映画的にめまぐるしくストーリーが展開し
ページをめくる手が止まらない・・という本に慣れた方にはキツイ
と思う。
SF特有の専門用語の嵐にも平気で一人称ハードボイルドが大好き
という方はどうぞ。
アメリカ人が大好きな電脳モノは何故か日本風 ★★★★☆
その昔、サイバーパンクというキャッチで紹介された「ニューロマンサー」という近未来の電脳社会を扱った作品がありました。その作品にも何故か日本の地名が数多く登場します。もしかしたら、アメリカ人のイメージの中で「電脳社会」と「日本」が結び付きやすい関係にあるのかもしれません。(解説を後で読んだら、ニューロマンサーへのオマージュとのこと)

電脳チップをスリーヴと呼ばれる人体に埋め込みさえすれば何者にも変身できる社会においては、服役もメモリー単位で行われ、エンヴォイと呼ばれる傭兵も別惑星からダウンロードされるという設定になっています。わざわざか弱い女性の体にチップを埋め込まれたというシチュエーションで行われる仮想拷問シーンのくだりは、とても面白く読めました。近頃はとんとお目にかかれなくなったハードボイルドな語り口も、新鮮な印象で作品のムード作りに一役買っています。