黒沢さんお疲れ様でした。
くまなく網羅しながら、マニアの期待に
こたえる内容となっています。
70年前後、肩まで髪を伸ばしていた
君も僕も、彼も彼女も是非一家に
一冊欲しいものです。反体制に始まって
ラブ＆ピースを駆け抜けた、すべての友に。
ロンゲの若者も、お父さんに借りて読もう。
ラブソングだけが若者の歌じゃなかった
時代がありました。

かつての「日本フォーク紀」(絶版)の増補改訂版。
URC,エレック、ベルウッドは完全ディスコグラフィー(この部分のジャケット写真はオールカラー)、
それに上記三大レーベルの成り立ち、関係者インタビュー、などに加え
岡林、エンケンなどのビッグネームはその後まで含めた完全ディスコグラフィーもあります。
過去にこの分野でこれに匹敵する資料は(自費出版など別にすれば)現在でも皆無に等しく、
この書籍に限らず黒沢進さん(故人)の素晴らしい業績は常に入手可能な状態にあるべきと考えます。