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雀の手帖 (新潮文庫)

価格: ¥420
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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柔らかくほっとさせてくれる文体。 ★★★★☆
1月から5月初めまでの100日間をつづったエッセイ。日々の営みや季節の行事が主なのかと思ったが、読んでみるとそれだけではなく、殺人事件や嫉妬の感情などの人間模様も時折書かれている。時代を感じさせるのは、「皇居前」「美智子様へ」「よきご出発」「お行列」と続く4編のエッセイ。今の皇后様がご結婚された年に書かれた文章らしい。幸田さんの本は他にも何冊か読んでいるが、エッセイの柔らかくほっとさせてくれる文体が大好きだ。
ひとつひとつのエッセイ、もう少し膨らみが欲しい ★★★★☆
連載された季節感溢れるエッセイを集めたものなので、
味わい深く楽しむには、1週間にひとつふたつ読むくらいでもよさそうだ。


個人的に特に印象深いのは、花の くび  への視点。
また「〜のような」という表現について考えさせられた。
言葉のもつ色も、大事にしたいと思いました。
江戸の美意識。 ★★★★★
幸田露伴の次女、幸田文の随筆。
古き良き日本の暮らしと文化を匂わせる、品の良い文章。
植物への愛着の深さは、この随筆でも健在。
江戸の美意識を継承した著者の、着物に関する情報も貴重です。
リラックス ★★★★☆
幸田文らしいしゃきしゃきしたエッセイ集である。小説のときとは違ってリラックスした姿がここにはある。昭和30年代前半に書かれたものだが、内容に古さは感じられない。ここそこに懐かしさが感じられる。