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Evening Star

価格: ¥1,347
カテゴリ: CD
ブランド: Dgm / Inner Knot
Amazon.co.jpで確認
何とも… ★★★☆☆
LP時代で言うA面はいいのですが,B面の不協和音は…。
瞑想用に使っているという方がいて,それじゃということで購入してみたのですが,私には厳しいです。
ロバート・フリップのギターも瞑想には合わないと思います。
前作よりこっちがお薦め ★★★★☆
前作「ノー・プッシー・フッティング」の方が有名だが
中身の聞きやすさはこちらの方が優れもの。

皆様のおっしゃる通り1〜4曲目(レコード時A面)の美しさは
「イーノのアンビエント手法」+「フリップ尊師のギター」の価値
ある邂逅と断言したい。

さて5曲目(レコード時B面)だが、私も初めて聞いた時は
断続的な不協和音に「なんじゃこりゃ」状態だったが、20年近く
たった今新たに聞いてみると決して雑音的部類のものではなく
ミニマルかつ不思議な浮遊感のある音でしかも意外な美しさが
にじみ出てくるような音に結構聞き行っている。

うらジャケのふたりのお姿も、前作が初顔合わせの緊張感漂う
「ムム、おぬしデキルな」的たたずまいだったのが、もう和み
込んでのリラックス状態で、ちょっと妖しい雰囲気でもあるが
そこらへんが音楽の中身にも反映されてる感じもある。






昔からのファンならば、きっとこの価格でも納得してくれるはず…だが。 ★★★★★
日本盤はHQCDですか、随分思い切ったことをするものです。
それにより価格がアップしてしまいましたから、購入者はこれをどう判断するかでしょう。
私は単純に昔からのフリップ&イーノのファンですから迷わず日本盤を購入しましたが、やはり輸入盤との価格差は大きいですよね。

聴いた感じでは、輸入盤よりもレンジが広く、音圧も低く感じられたのですが、間違いなくこの日本盤の方が良いとは思います。
ただ、いかんせん1975年のアルバムですし、かなり多重録音をしていることからも、元々のノイズが多いことと、音質の限界は確かにあります。ですから、「期待していたほどではない」と思われる方はきっと多いことと思われますが、このアルバムを買う程のコアなファンなら、日本盤を思い切って買いましょうよ。リミテッドエディションでもありますから。

海外の友人は異常にこの日本盤を欲しがっていましたから、この程度の価格差ならいいではありませんか。

ちなみに本アルバムは、イーノよりもフリップの個性がかなり際立っているので、ギターアルバムとしても楽しめると思います。
評価は公平さを考えると、かなりの贔屓めですが、私のようなコアなファンの評価としては当然の評価です。(笑)
まあせっかくですから、是非ともこの日本盤を買ってみて下さいませ。
75年に彼らが達した境地の高さに敬服。ノイズが耳障りなのが惜しい。 ★★★★☆
オリジナルはLPで75年11月に発表された作品。電子楽器で作り出される天国的な音楽の美しさに驚愕したものだ。私が環境音楽なるものを知る契機となった記念碑的作品。今回は24ビット・リマスターし、HQCD(新素材のプリカーボネイトの使用と反射幕に特殊合金を使用し、その2つの素材の相乗効果が限りなくマスターに近いサウンドを実現するとのこと)に収録しての発売。なるほど一つ一つの音の輪郭は鮮明だが、オリジナルがアナログ・テープ録音であることに起因してのヒス・ノイズは除去しきれていない。これ以上ノイズを減らそうとすると楽器の音が失われるので限界がある、と英語で断り書きがされている。それ故、静謐さに浸りたい3、4曲目では結構ノイズが耳につく。また、2曲目でもエレキ・ギターの音が歪んでいる箇所がある(私のシステムのせいではないはずだが)。LPのB面全部を占めていたアン・インデックス・オブ・メタルは他の曲(即ちA面の曲)に比べて相対的に前衛的だが、こちらもヒス・ノイズが耳につく。

LP時代A面の曲は本当に美しい。30年以上も前にフリップ&イーノがこのような境地に達していたことに改めて敬服する。今でもLP時代A面の曲に匹敵する美しさを持つ、電子楽器のみによるミニマル環境音楽には滅多に出会えない。ジャケットもその音の雰囲気を象徴しており、秀逸。それだけにヒス・ノイズのレベルが思った以上に高いのが惜しまれる。その弱点があるので星4個と評価した。
環境音楽の始祖? ★★★★★
 キング・クリムゾン「死亡」後、製作された本作は、今回同時復刻された「ノー・プッシーフッティング」に比べ、格段に音楽が進化している。
 しかも、メタボ状態でリイシューになった「ノー・プッシーフッティング」に比べ、本作は、オリジナルのLPをそのままリマスタリングしただけの、すっきりした販売だ。
 クリムゾン/フリップ信奉者に限らず、通常の環境音楽/音響派ファンにも満足のいく出来だと思う。特にLPで言えばA面の美しさは筆舌に尽くしがたい。
 ところで、本CDで謳っているHQCDって、材質は液晶パネルに用いられるポリカーボネートでSHM−CDと同じってことなのかな?