とにかく男が情けない(涙)
★★★★☆
パリではみんな思い思いの服を着ています.半袖Tシャツから革ジャン,トレンチコートまで,人々は自由です.
生き生きとしたパリの街を背景に,生き生きとした恋愛模様・生活模様が浮かび上がるさまは,さすがロメール,といったところでしょうか.
で,この映画に出てくる女の人は非常に可愛いです.だのに男の人は情けないか挙動不審であるかのどちらかです.
そんなスケールの小さい殿方でさえ可愛く小粋に見えるのも,やはりパリのなせる仕業でしょうか.
思わず僕も一緒にうろうろオロオロしたくなりました.
とはいえ日本人観光客が軽々しくナンパに付いていかないようにという老婆心を込めて,星マイナス1ということで.
一生をかけて何度も何度も見ると思います
★★★★★
この映画を知っている友人はほとんどいないのですが、紹介するとみんな「おもしろかった!」と、言ってくれます。オムニバスで3本。タイトル通り、パリでのデートのお話。
BGMが一切流れないところがわたしは好きです。その分デートのリアリティを感じられるから。
まだレンタル屋さんにビデオをしかなかった時にレンタルして見たのが最初で、それでまた見たくなって、でもDVDがレンタルされていなくて、しかも他のDVDより値段が高くて少し買うのを躊躇しましたが、やっぱり買って良かったです。
きっと一生をかけて何度も何度も見ると思います。
パリの(行ったことないけど、恐らく)日常
★★★★☆
とても素敵な映画です。
パリの日常を切り取った(陳腐ですが、切り取ってます、ホントに!)映像がとても素敵です。まさに散歩している気分にさせてくれます。
1話のスリに間違われる男の子が個人的には好きです。また主人公の着てる服がまた可愛い、恐らく普通の服なのでしょうけれど、とても可愛い。
2話の彼女に振り回される彼には同情致しました。
3話のアトリエから彼女が去る時のキスをめぐる会話なんかとてもイイです!アトリエでの2人の未だにちゃんとした言葉で表せていない落ち着きのない心の揺れ(男も女も微妙に原因や予想に違いはあるのですが、その揺れ)を丹念に、清々しく表現されています。
フランス映画がお好きな方にオススメ致します。