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ロボ道楽の逆襲 (CUE COMICS)

価格: ¥1,050
カテゴリ: コミック
ブランド: イースト・プレス
Amazon.co.jpで確認
脳梁が刺激されました ★★★★★
こんな世界を描けるのはとり・みきだけです。
むかしから変わっていない独特なコマ運びは
仙人の領域に入ろうとしています。
濃密なギャグを爆笑堪能しました。 ★★★★★
コメディにもほのぼのにも逃げない、純粋ギャグ。
それが著者自身のリミックスによって100%以上の超高濃度中編として作品化されている巻頭作は圧巻。
リミックス ★★★★★
とりさんといえば、これもです。
面白いです!これもいっきに読みました。

収録作品

<PART1>
★ロボ道楽の逆襲 (リミックス) p001
 ロボ道楽の逆襲 コミック・キューVOL.7/ロボット大特集(99年)
 果てしなきヤナギの下に コミック・キューVOL.100(01年)
 denen アスキーネットJ(01〜02年連載。全17回)
 人生Z モーニング(03年45号)
 The Long and Winding Wide Show コミック・キューVOL.0(04年)より一部
<INTERLUDE>
★夏の読書 朝日新聞/夏の読書特集(98年) p090
<PART2>
★メカとカイゾーのころ 特撮エース16(06年) p091
★The Long and Winding Wide Show コミック・ワイドショーVol.0(04年) p099
★The Long and Winding Wide Show 2 コミック・ワイドショーVol.1(05年) p103
★ドア コミック・キューVol.300(03年) p109
★蝙蝠 SAPIO増刊わしズム(06年秋号) p124
<INTERLUDE>
★漫画マナー大事典 relax(04年) p141
<PART3>
★違いがわかるジェンダーレス漫画 ダ・ヴィンチ(00年10月号) p142
★夜明ヶ(前) 文藝/しりあがり寿特集(05年) p144
★ないしょの話 ユリイカ/水木しげる特集(05年) p146
★伝道の書に捧げるマベビベビバラバラ SFJAPAN2003冬季号 p148
★実録ホンヤク物語 朝日新聞/翻訳特集(02年) p152
★妖しいのはお前だけじゃない 朝日新聞/読書特集(03年) p152
★ホモホモ7(原作・みなもと太郎) コミック・キューVol.2(96年) p153
★万延元年のラグビー(原作・筒井康隆) 筒井漫画読本(95年) p173
★日本沈orz(原作・小松左京) 日本ふるさと沈没(06年) p185
<INTERLUDE>
★The Long and Winding Wide Show コミック・ワイドショーVol.0(04年)+描き下ろし p203
著者解題 とり・みき p205
知識的大衆諸君、これがマンガだ!そうだろう、えぇ? ★★★★★
麻生太郎首相も読んでいる……かどうかは知らない。
読んでいてほしいものだが……

マンガ読みの名誉(<あったんだな、そういうものが)は、麻生批判にひっかけて日々傷つけられている気がする。
おそらくは「マンガも読まなければ、活字も読まない(仕事で必要な本以外に読書する習慣がない)」国会議員や自称学者やマスコミによって、である。

たとえば、『ゴルゴ13』で国際政治を勉強するのはいいことだとか、『AERA』あたりが内心厭々書いていた80年代末から90年代にくらべて、国内マンガ産業の衰退が囁かれることもあって、なんだか急にこの始末である。
マンガやジャパニメーションは世界に冠たる文化で云々という台詞も、誰が喋るかで無視や冷笑の対象にできるらしい。まあ、そうしたい気持もわかるけれど。
また、右手にジャーナル左手にマガジンだからいいのだ、右手に持っているのがアレやアレでは認められん、という高齢者(や、彼らに迎合的な下の世代)のメンタリティは理解できないでもない。

(しかしこれは結局、政治による文化の……いや、何をいっておるのだ。 )

えー、とにかく、「マンガ脳」とかいう連中は、該博な知識と高度な批評性をもつとり・みきという作家を知らんのであろうかなあ。

誤解と営業妨害をおそれずいえば、表題作はなかなか「難解」であり、その他の抱腹絶倒パロディやエッセイ風マンガも、マンガというものをこれではじめて読む、という無教養な(!!)層にはお勧めできない。
でも、現代マンガというものの良質な部分をある一冊で全部見せなさい、といわれたら、今はこの本を差し出せばいいのだと思う。

知識的大衆諸君、これもマンガだ
とか、また誰かに言ってもらわないといけないのか。
とり・みきには実作によって、ご面倒だが、そうした啓蒙の一部を担ってもらう必要がある。

知識的大衆諸君、これがマンガだ!