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ダイホンヤ

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 早川書房
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某誌でいしかわじゅんが絶賛した作品 ★★★★★
ネット・リアル書店と分化し、今でこそ本をテーマとした作品は増えてきたが、92年という時代にとり・みきはいち早くこんな傑作を送り出しています!
「愛のさかあがり」(85年)もそうだが、この人は時代を見抜く力が優れていると実感。
若干マニアックなきらいはあるものの、とにかく楽しめる作品。
現代を予言した、将来を暗示する傑作SFギャグ ★★★★★
巨大書店を狙うテロリストとの攻防!近未来の物語である。1992-3年に書かれた作品であるが、現代に符号する点が多く、恐らくは将来を暗示しているだろうと思われる。しかし内容はギャグまたギャグである。

小技が冴えている。画面の端で、そしらぬ顔でガバドンの絵を描いていても、知らない人は気づかないだろう。同世代人の心をくすぐるギャグが次々に現れ、今度は何が出るのかと楽しみになる。話の流れ自体もSFとして優れており、彼としても成功作であったろうと思われる。ふつうの若者には大半のギャグが理解できないだろうから、これはマニアックな中年向けの作品だろう。
まず、買うこと。 ★★★★★
とりみきの星雲賞受賞作。
SFの名作であるのはもちろん、すべての愛書家、そしてオタクの「フェイバリット・シング」。
おかしくて、哀しくて、せつなくて、いとおしい。
心に残る本のすべての条件を満しているといっても、褒めすぎにはならないでしょう。
とりみきは、素晴らしい!
だから、まずは買ってください。

アスキー版を持っていても、必ず買うこと。
それが、とりみきに対する愛ってもんです。