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ショートバス スペシャル・エディション [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: 角川エンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   正直、映画が始まった時はハードな絡みやらひとりエッチなどの連続に「あれ? マジでポルノ?」と思ってしまった。舞台は自由奔放に性を楽しんだり、話を楽しんだり、上演されるパフォーマンスを楽しんだりするアングラなサロン“ショートバス”。そこに恋愛カウンセラーでありながら夫とのセックスでオーガズムを味わったことがない女性、ゲイのカップル、SMの女王様といった人々が登場する群像劇なのだが、とにかくセックスと愛の問題から逃げずに真っ向から挑んでいるところがスゴイ。実際に出演者全員が本番しているらしいのだが(撮影中はスタッフも裸でいたらしい)、そのポルノギリギリくらいまで性描写を丹念に描くことで、どんなにセックスで盛り上がろうとも愛で繋がっていようとも孤独を感じてしまう哀しい人間のサガがズーンと胸に響いてくる。解決できない孤独感、だからこそ求める愛と性、そのイタチごっこのような状況を最後には笑い飛ばしてみせ、かえって人生の深遠さを掘り下げる演出にはマジでため息。過激な描写はふんだんでも、実はとても繊細な人間の心理に迫ったすごい作品なのだ。体当たりで挑む役者たちもすごいし、いろんな意味で考えさせられるはずだ。若いと興味本位だけで観ちゃう人も多いだろうが、その深さもきっちりと味わってほしい作品だ。(横森文)
SEXが分断でなくつながりとなるために。 ★★★★★
NYでやっと話題になり始めた頃の
JCMのHEDWIGを(GAYの勘が働いて)
生で観て衝撃を受けて以来、
他者の愛を求め続ける人間たちの
不器用さを誠実に描く姿勢に
感銘を受けています。

難解だったり過激過ぎると
受け止める方もいるようですが、
この作品はその製作過程でもわかるように
もっとシンプル/素直で真摯なものです。

人が自らの檻から
SEXを通じて解放され
より生を慈しむことが出来ますように。
願いを込めて。
理解には少し時間がかかります ★★☆☆☆
 ニューヨーク。グラウンド・ゼロを見下ろすマンションの一室で、プロのSM女王セヴェリンは、客の相手をしながら孤独をかみしめる。一方、カップル・カウンセラーとして様々なカップルの悩みを解決しているソフィアは、夫とのセックスでオーガズムに達したことがないという悩みを抱えていた。そんな彼女のもとにやってきた新たな相談者はゲイのカップル、ジェイムズとジェイミー。彼らのカウンセリング中に、ソフィアはふと自分の悩みを吐露してしまう。そこでジェイムズとジェイミーは、彼女をアンダーグラウンドのサロン“ショートバス”に誘う。そこは、多様な人々が思い思いの愛を求めて心を解き放ち、セックスに身を委ねる場所だった。

 性についての作品は日本とアメリカではだいぶ考え方に差があるからでしょうか。非常に生々しく、そしてリアルに描かれていました。さらにゲイのカップルの登場するなど偏見を持った方はあまりおススメできないと思います。ただ、個人的には映像からいやらしさを感じないのはきっと様々な工夫がされていると思います。ただ、私自身この作品が何を伝えたいのかが理解できませんでした。
受け止め方による… ★★★☆☆
日本発売盤ではないUK盤を観ました。
他の方のレビューでもありますが、性描写がモザイクなしなのでモロ映し出されており、そこまで映す必要があるかと言えば…別にって感じではある。
しかしながら、監督としてはありのままのセックスを映し出したかったのだろうとも受け止められる。
ゲイやレズといった同性愛のセックスをマジマジと見せ付けている部分は、他の同性愛ムービーではない映画かもしれない…
劇中の主人公であろう日系カナダ人のカウンセラーが、だんだんショートバスによって本来持っている人間の性に対する欲望や快楽を開花させていく面では、素晴らしい表現で映し出されているようにも感じた。
またセックスと愛の関係で、人それぞれに抱いている不安や価値観をも映像として表現できていたようにも思えます。
あまりにセックスシーンが多い(本当にしている)ので、その深い意味合いが受け止められるかが観ている者へ左右させられると思います。
僕個人としては、監督の思いが伝わる作品ではありましたが…
一度、観てみて損はないかと思います。
同性愛に対して関心、あるいは偏見の目があると辛い映像かも…
難解 ★★★☆☆
 映画「ショートバス」。愛に悩むマイノリティたちを描いた話。難解。

 この映画は……ホモのセックス、マスターベーション、SM、乱交。それらの繰り返し。
 開始直後から裸の男が一人で何やらやっている映像が延々と流れて目を覆いたくなるが、次々と流れるセンセーショナルな映像を観ているうちに慣れて来るのが怖い。男三人が裸でもつれあっている映像を観ても最初ほどの衝撃がなくなっていた。うわぁ。

 どうにもこうにも話の内容が掴めない。登場人物たちはそれぞれの悩みを抱いているんだけど、解決したのかしてないのか分からないまま皆で楽しそうに歌い始めて、最後の最後は中国系カナダ人の女がマスターベーションしているシーンで終わり。えー。

 ……なんやろね? 秘めたる想いをぶちまければ、心を開けば人は繋がることが出来るって感じかなぁ。まぁそうやって心を開ける人ってのはなかなかいないんやけどね。
斬新ではあるが ★☆☆☆☆
評価が良いのと、公式HPでも有名人がコメントをしているのを見て、購入。

でも、途中で見るのやめました…。
官能的というよりはあっさり、斬新ではあると思います。アメリカ的といえばアメリカ的。
ストーリーとしても良いとはいえませんでした。

正直、買って損したDVDでした。