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ハービー・ハンコック・トリオ '77
価格: ¥2,039
カテゴリ:
CD
ブランド:
ソニーレコード
Amazon.co.jpで確認
76年夏、ニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける「ハービー・ハンコックの追想」と題されたプログラムで、60年代のマイルス・デイビス・クインテットの再結成はセンセーショナルなニュースとなった。
しかし、マイルスは健康上の理由から直前に出演をキャンセル。フレディー・ハバードを代わりに迎え、ハンコック、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスというマイルス・クインテットの面々が68年以来顔をあわせた。彼らはアコースティク・ジャズのすばらしいステージを繰り広げ、1回限りの予定だったのが、あまりの反響に翌77年ワールド・ツアーを行うことになる。
そのツアー中レコーディングされた2枚のアルバムの1枚が本作(もう1枚はマイルストーン盤で、ロン・カーターのリーダー作)。73年以降、ブラック・ファンク路線を進んできたハンコックが再びアコースティック・ジャズに取り組んだ、ハンコックとしては数少ないトリオでの作品。(高山武樹)
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スリリングなインタープレイ
★★★★★
Herbie Hancock (p)、Ron Carter (b)、Tony Williams (ds)の強力なトリオ。Hancockのオリジナルを4曲収録。同じトリオでのアルバムにCarterのリーダー作「Third Plane」がありますが、このアルバムはメンバー間のスリリングなインタープレイに特徴あり。HancockとCarterが絶妙に絡み、Williamsがガンガン叩いて攻め、最初から最後まで大いに楽しめる。
ピアノトリオの傑作
★★★★★
ハンコックのピアノトリオというと、81年に録音された一枚が思い起こされるが、個人的にはアグレッシブな本作の方が好み。同一セッションで録音されたロンカーター名義のトリオよりも、このトリオ77の方がインタープレイ的な観点では面白い。冒頭「ウォッチ・イット」のカッコいいリフや、その上で暴れまくるトニーのドラミングなど聴きどころ多し。