わがまま言わせて(笑)
★★★★☆
こんなにしっとりキレいにやるんなら一枚くらいは、出来ればこのアルバムはECMで録音して欲しかったなあ… と思いました。トニーのドラムをどう録音するか興味が有るんだよね(笑)今となっては叶わぬ夢ですが… 。このアルバムはハンコック名義のコロムビア盤と同じサンフランシスコのオートマット・スタジオで録音されてますが若干セッティングが違いますね。ハンコック盤ではトニーのドラムがマイクのキャパぎりぎりまで近づけ凄まじいばかりの生々しさでしたが、こちらは少し離してすっきりクリアに聞こえますね、シンバルがシャアーーーンと凄いキレいに伸びる気持ち良いでしょう!でも… ロン・カーターがライブでもないのに止しゃいいのにベースのピックアップのプリアンプをかなりブーストしてる(笑)何故にカーターほどの腕の持ち主が… こればっかりは残念、魔がさしたとしか言い様が無いよなあ、まあー七十年代のアメリカ録音のベースって結構有るんだよね、これ。エディー・ゴメスが悪い(笑)日本も八十年代は蔓延しますが…
リマスターは九十二年と古い事もありますが相当悪い部類だと思いますね。ピアノの音がザラザラの乾燥肌みたいで艶やかなしっとり感が皆無、いくら西海岸サウンドつっても無いです!ハンコック盤も乾き気味でもまだマシです。もしかしてキープニュース・コレクションで出るかもね… 期待しましょう!(とほほの助)
インタープレイはかなり抑えめ
★★★★☆
Ron CarterとHerbie Hancock、Tony Williamsの強力なトリオ。メンバーそれぞれのオリジナル5曲とスタンダードが1曲を収録。メンバーそれぞれの演奏の質はいいのですが、メンバー間のインタープレイはかなり抑えめ。自分の好みとしては、Williamsにはもっと叩いて欲しいし、HancockとCarterの間にもっとスリリングな絡みがあって欲しかった。このトリオは同じ日に、Hancockがリーダーで別のアルバム「Trio」を収録していますが、こちらはずっと多くのインタープレイを取り入れています。
インタープレイはかなり抑えめ
★★★★☆
Ron CarterとHerbie Hancock、Tony Williamsの強力なトリオ。メンバーそれぞれのオリジナル5曲とスタンダードが1曲を収録。メンバーそれぞれの演奏の質はいいのですが、メンバー間のインタープレイはかなり抑えめ。自分の好みとしては、Williamsにはもっと叩いて欲しいし、HancockとCarterの間にもっとスリリングな絡みがあって欲しかった。このトリオは同じ日に、Hancockがリーダーで別のアルバム「Trio」を収録していますが、こちらはずっと多くのインタープレイを取り入れています。
落ち着いたピアノトリオ
★★★★☆
ハービーハンコックの「トリオ77」と同一セッション(ロンカーター名義)を収めたアルバム。ハンコックトリオに比べて落ち着いた演奏が楽しめる。同じメンバーでもリーダーが代わるとサウンドも変わってくるのが興味深い。後にレコーディングされる、ハンコックの「トリオ81」でも演奏されている「ドルフィンダンス」が本作にも収録されているが、スリリングなハンコック版に比べてこちらはマッタリとした味わい。
マッタリ聞けるアルバム
★★★★☆
ハービーハンコック名義のトリオセッションと同時に、ロンカーター名義として同じメンバーで行われた録音。丁々発止のやり取りはハンコックトリオに比べて少ない感じがするが、じっくりとまったりと聴くには最適の一枚。ロンカーターのペンによるアルバムタイトル曲「Third Plane」が良い。