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Fly With the Wind

価格: ¥1,476
カテゴリ: CD
ブランド: Milestone
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新主流派全盛 ★★★★★
マイルストーンレーベルのマッコイは新主流派とし円熟期でした。この作品はリズムセクションの重厚感はもとより、アフロミュージックとストリングスを主としたオーケストレーションの融合による画期的なアルバムです。是非マイルストーン時代のマッコイの作品の再発を切望します。
マッコイの最高傑作か!? ★★★★★
 マッコイ・タイナーの音楽は、(エルヴィン・ジョーンズと似ていて)時として生真面目・無骨すぎるところが、聞いていてシンドイところがあった。
 しかし本作は、ロン=ビリー・コブハムという重量級のリズム・セクションの地殻の上で、ストリングやロウズのflがまさしく風のように舞い、とにかく、他のリーダー作に観られる一本調子なところが無く、重と軽がすばらしくマッチし、聞いていて全く飽きがこない。

 マッコイのリーダー作はまだ半分くらいしか聞いていないと思うが、現段階ではトップクラスの一枚です。ある意味、「サハラ」より高く評価するファンが居たとしても、私は異論を唱えないな。

 それにしても、ロン・カーターとビリー・コブハムのコンビネーションは、トニー・ウイリアムスの時とはまた違ってゾクゾクしますな!!
マッコイ・タイナーの奏でる交響楽の世界 ★★★★★
コルトレーンの精神的後継者であったマッコイ・タイナーは、70年代を通じて独自の音楽世界を主にサックスをフィーチャーしたカルテットによるユニットで追求していた。そのクオリティーは確かに高水準を示し、一定の成果をあげてきた。しかし、あまりにコルトレーンの亡霊が強烈過ぎたのか、生真面目なタイナーへの紋切り型という評価や、箱庭を思わせる細分化された手数の多いモーダル・フレーズが多く散見され、やや飽きられる傾向もなくはなかった。そうした中でリリースされたこのアルバムは、演奏スタイルやコンセプトは同一ながらも、スケールや作曲、アレンジなどの点で、冒険とも言えるダイナミックな挑戦が見られた。ストリングスとヒューバート・ローズを含めたピアノ・カルテットは一大交響楽の観を呈しており、音の厚みやサウンドの壮大さにおいて、既存のジャズを超えた大スケールで展開されている。当時、ジャズ喫茶で1日に数回聞いていた大人気盤だが、あまりにポピュラーになりすぎ、リクエストするには、やや気恥ずかしさも加わった。しかし、現在聞いても音の洪水にまみれながら打ちのめされていく快感は変わらない。タイナーのエポックだともいえる記念碑的アルバムである。
コルトレーンの呪縛から自由へ ★★★★☆
1976年1月19-21日バークレー、ファンタジー・スタジオで録音。1984年にジョージ・ホーンの手でデジタル・リマスタされている。プロデュースはオリン・キープニュース。パーソナルはマッコイ・タイナー(p)、ロン・カーター(b)、ヒューバート・ローズ(as、fl)、ビリー・コブハム(ds)他なのだが、重要なのはストリングスと組んだアルバムだと言うことだろう。

ヒューバート・ローズのフルートがどのトラックでも印象に残る。それ以上に印象深いのは、マッコイ・タイナーの音楽がついにコルトレーンの呪縛から自由になったな、ということだろう。ストリングスをバックに展開するマッコイ・タイナーのピアノは既に『不滅のコルトレーン四重奏団』のそれではない。

まさにマッコイ・タイナーの『マイルストーン』と言えるアルバムだと思う。
サルヴァドーレデサンバ!!! ★★★★★
ジャズピアノが好きで、中でもマッコイ・タイナーが大好きだ。
凝り性で、何枚も買っては聴いた。生で聴けたときはそりゃーもう感激した。口には出さないが永遠の憧れだと密かに思っている。
この盤も好きで、タイトル曲もいいけれど2曲目がイイと思う。
のっけから始まる力強いマッコイ節がたまらない。血沸き肉踊るというか、とにかくもうテンションが高い。どんな困難にも立ち向かっていけるような気になってしまう演奏である。
書いていたらまた聴きたくなってしまった。