高校通っていたときに、よく聴いてました。３０年近く経ちますが、今でも新鮮な曲に感じられました。

かつてＬＰレコードをカセットテープにダビングして、スポーツカーを操縦するときによく流していた。
カーブを高速で曲がるほど、門あさ美の歌声が嬉しそうに聞こえたことを今でも覚えている。
この大人のハスキーなボイス、切ないポエム（歌詞）、都会的なクールなセンスは飽きることがなかった。
自分でも驚いたのが、このＣＤ版で久々に聴いても古く感じなかったことである。
幻のマドンナは、幻であっただけに、門あさ美の姿は、今も私の心の中で紫色のジャケットの若い姿のままで
色っぽい視線を私に投げかけ続けている。
「眠りについた彼のすてきな横顔を幾人が知ってるの」
「変わらぬ景色、変わったのはわたしだけ」
「波打つ胸を鎮めて」
・・・・
不覚にも目頭を熱くしてしまった。

今日は♪　このアルバムは約25年前に会社の先輩がLPを所有していたのがきっかけで知りました。　バッチリ私のハートを射止めた曲は【お好きにせめて】でした♪　　言えない女心を見事に歌い上げているのは、私以外の方にも受けた様です…。　本当に時々、有線で流れているのを確認しているのですが、今現在でも必ずDJが『この曲のアーチスト名と題名の問い合わせが殺到しています!!』と言っているのです…(^-^)。　25年前、絶対に手放したくないこの曲を暖かくLPレコードで所有しておりました…。　時は流れてCDになり、今回やっとの思いで入手致しました。　絶対に損の無いアルバムです。　古臭さもまったく感じさせません♪　　入手出来なくなる前に、是非是非購入をオススメ致します(^-^)♪　

このアルバムにはシングルカットされた「月下美人」が入っていますが、もちろん、この曲も素晴らしいとおもいます。よくありがちな、シングルカットされた曲以外はパッとしない場合が多々あるなかで、門あさ美さんに関しては、アルバムとしての完成度では群を抜いていると思います。どの曲も聴いていて心地よいといえるでしょう。今、聞いても決して古臭さは全く感じません。ぜひ・・・・・。

1ST「Fascination」,2ND「Sachet」,3RD「Semi Nude」は、1980年代に大学生時代を過ごした人、特に男子大学生の特定「非」少数層に深い印象を残したアーティストである「門　あさ美」の［オリジナル］アルバムである。決して、決してベストアルバムなどでは無い!!!
個人的な評点を付けさせて貰えば、1STを100点とすると、2NDは95点、3RDは85点である。が、これら1ST～3RDまでのオリジナルアルバムは、この当時の「ニューミュージック」という「フォーク系」なのか「和製ロック系」なのかが非常に不明確な音楽ジャンル全盛時代の中にあって、希有なオリジナリティー、および（名古屋在住でありながら）都会的センスを曲・詞、およびアーティストのルックス等において、ふんだんに感じさせてくれるアーティストであった。その才能、希少性、（当時のミュージックシーンにおいて彼女の曲，存在）を顕在化させる事の必要性を十二分に認識したからこそ、松任谷正隆を始めとする上世代の協力を得た上でしかるべくして世に送り出されたアーティスト・オリジナル・アルバム、それが門 あさ美の1ST「Fascination」,2ND「Sachet」,3RD「Semi Nude」なのである。
私見では、残念ながら4THアルバ以降は単なる「ファッション・ミュージック」でしかなくなったしまったが、これら1ST「Fascination」,2ND「Sachet」,3RD「Semi Nude」は、まとめて購入・聴く価値が十分にある、当時の「才能」である。お勧めする。
（尚、ベスト版が欲しい人は、別途「本当の意味での」ベスト版が有るので、そちらを買えば良いでしょう）