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1兆円を稼いだ男の仕事術

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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仕事を成す人はいずれも強い哲学を持っているということを再確認させられる ★★★☆☆
NTT DoCoMoという伝統的な大企業に外部から飛び込みi-modeやおサイフケータイ等の革新的な新サービスを立ち上げた著者の経験やその背景にある仕事哲学は非常に興味深かった。やはり社会にインパクトを与え得る大きな仕事を成し遂げる人というのは強い仕事哲学を持っているのだということを再確認するとともに、その哲学に貫かれた経験が自信を作り、さらにその人を大きくしていくのだと感じた。

ただ分量が少ない上に繰り返されている内容も少なくないためか、読後の充実感は薄かった。

尚、本書を読んで、夏野氏や松永氏を招いた榎氏に広い視野と深い度量を備えたリーダーシップを感じ、同氏の話をもっと聞いてみたいと思った。
その仕事に、魂はこもっているか? ★★★★★
ご存知、iModeやニコ動でおなじみの夏野氏、語りも上手な方ですが、文章も読みやすい。仕事術のタイトルですが、仕事へのこだわりこそがリーダーの仕事という事になるのでしょうか。人事をつくして天命を待つ、との故事がありますが、夏野さんによれば、10%の才能、20%の努力、そして70%の運との表現。
エジソンも数値は違うけれど、同じような意味あい。ただ30%は自分の力でなんとかやってみるもの、というのは経験値のようです。

今やれることは、全てやる。まさに燃焼のススメ。燃焼するよう、燃焼し続けるように人生を歩めれば、幸運の女神も見えてくるかもしれない。
自分でひっぱっていける確率は、けっこうたかいのではないか、という感じにとれます。
携帯電話ビジネス、インターネットビジネスにはそれに関わった皆さんの熱意が成功の女神を微笑ませることができる。アップルのジョブズ氏にも、おなじように熱意と、遊び心を感じとることができるという。
思考実験と、その根っこにある熱意が夏野さんを形造っているように見える。

成功をつかみたいなら、まず今を大切に走れ、時として振り返れ、というメッセージかもしれません。
熱意こそ仕事の源泉、社会への貢献という大きな目標に照らして、機会を活かすぞという意思こそが成功に至る仕事術。
ビジネスモデル、リアルビジネスには、意思を貫く大義と陣容も必要。
いいですねえ、さすがです。学生さん、社会人ともにぜひ読んでほしい、仕事論。
同じ話が・・・ ★★★☆☆
数々のPRJを成功させてこられた夏野さんの自伝。

書かれているのは、仕事術という観点でのテクニックではなく、
仕事に対する向き合い方や、仕事を含めた生き方を、
これまでの事実に基づいて詳細に書かれている。

「運、人脈、そして、それらを逃さないための努力。」
が、仕事を成功させる上で必要であることを繰り返し主張されていた。

ただ、一点気になるのが、
作品中に同じ話を何回もループしているところが・・・
行動しなければただ後悔する。行動した結果失敗しても、その後の糧になる。 ★★★★★
一言:行動しなければただ後悔する。
   行動した結果失敗しても、その後の糧になる。

*********【ビジネス本コンシェルジュ・石川の視点】***********
■失敗に積極的にかかわれ
厳しい状況を恐れず、ベストを尽くし、失敗しても
建設的に原因を考え、さらに進んでいけば、
そのときは辛いだけかもしれませんが、
後になって、あのとき恐れず行動してよかったな
と思える日が必ずきます。

同じ失敗は繰り返さないように、自分なりに
どこを改善すれば成功につながるのか
考える事が大事なのです。

私も、数ヶ月前いろいろ批判はありましたが、
行動した結果、自分がやりたい仕事につくことができました。
いつまでも同じ状況にあることはないのです。
人生は無常です。絶えず変化をしています。
変化を楽しむくらいがちょうどよいのです。

数年前からはとても想像できなかったことですが、
今まで下積みを嫌がらず、耐えながら行いつつ
自分の希望も言い続け、
自分がやりたい内容を発信しつづけたら
やりたいことができるようになりました。
とはいっても、部署自体が建て直し時期ですので厳しいですが。

■準備をした人にしかチャンスは訪れない
目の前にチャンスが来ても、準備できていなければ
そのチャンスをつかめません。
最近読んだ本の中に
・散歩のついでに富士山に登った人はいない
・サーフィンの準備をしていない人は、大波が来ても
 その波に乗ることができない
とありました。

■強迫観念
アポロ計画のように期限を事前に切ることで
目標は達成できるのです。

私も9月末までに結果を出せるかどうかで、
自分の会社内での位置、自分の人生でどこまで活躍できるか、
がかかっています。
この2ヶ月半は勝負の月です。

自分が部署を建て直しすると言った以上は、
言った自分の責任があります。
そう自分にも追い込みをかけ、ある種強迫観念としてもち、
周りからの指摘にも素直に納得しながら、
今を頑張っています。
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この本には、大事な内容が凝縮されています。
体験談もあり説得力があります。

最後にP145に
壁にぶち当たったとき
「本当に自分はこれ以上できないと言えるほど頑張ったのか」
と自分に言い聞かせる
とあります。

私も今いろいろな壁にぶつかっていますが、
限界まで頑張ったのか
を常に問い続けながら、今日、また仕事を楽しんできたいと思います。
夏野さんを誤解してました(笑) ★★★★★
正直とんでもないタイトルの本であり、「俺がiモードを作ったんだ。どんなもんだ!」という内容の本なのではとさえ思っていたのですが、まったく違いました。

まさに等身大の夏野さんの悩みや迷いを抱えながらも今を一生懸命に生き、転びながらも立ち上がり、NTTドコモという大きな組織の中でもみくちゃにされながらも自分を貫き、消費者の視点から新しいサービスや商品を作ってきた・・・、そういった生き様が描かれています。

夏野さんってもっとシティ派の気取った人かと思っていましたがまったく誤解だったようです。

それだけに自分の問題意識とも近いものがあり、自分の悩みにも重ねて読むことができました。きっと20代から40代くらいのビジネスマンで、社会に積極的に係りたいけれど会社と言う枠組みの中で身動きがとれずにいる人たちには大きな力になる一冊だと思います。

・「こんな商品やサービスがあったらいいのに」という消費者の目線を持ち、「なぜこういう商品は無いのだろう」という素朴な疑問を持つことが大切。
・子供のように、常識にとらわれない自由な発想をすることが、新しい発見につながる。

・自分の人生をかけて仕事に取り組んでいる人、組織からは疎まれながらも正論を吐き、周囲から一目置かれている人。自己の安直な利益を優先するのではなく、会社の利益をしっかり考えている人。その人こそがチャンピオン。

・日本の経営陣、そしてビジネスマンに必要なのは「変わる」こと。「変わることを恐れないこと」。これまでの延長線上でよいと思っている人に、発展は望めない。
・日本には非常にクオリティの高い技術がある。自動車や電機製品を筆頭に、製造業の各分野で他国の追随を許さないテクノロジーを持っている。携帯電話の性能も海外メーカーが羨ましがるほど。
・「何のために働くのか」「何を目的に仕事に臨むのか」それを見直すべきときに差しかかかっている。新たな視点を持てば必ずビジネスチャンスが見えてくる。

実際に事業を立ち上げてきた人の一言だけに一言が重いです。