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ファンタジウム(6) (モーニングKC)

価格: ¥580
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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次巻も買うと思うのですが… ★★★★☆
描いている内容は以前と変わらずに素晴らしいです。
良君の心情もどんどん先に進んで行っているし、
理解してくれる周りの人も増えつつある。
でも何でなのでしょう?
前巻ほどの感動や次の巻が見たいという衝動が抑え目
なのです。
もちろんラストの引き部分が気になるので、次も買いたい、
そして見たいと思うんですけど…。
杉本先生の作品は、ちょっと心に重い部分が強く、
それが大きくなって行くと、私のような心の弱い人間には
読んでて辛くなってしまう事があり、以前アニマルXでも
そういう部分で最後まで追い続けられなかったのです。
もちろん軽い作品なんて描いてほしくはないのですが、
なんとも複雑なファン心理。
頑張って続きを描いて欲しい、ずっと漫画を続けて欲しい。
そう考えてはいるのですが…。
「淋しさ」と「かなしさ」は誰もが避けることが出来ないもの ★★★★★
…なんて言ってしまう14歳ってどんなに淋しい思いを重ねて来たんだろう、と思うのですが、読んでいて不思議と重くはなく、いつも希望をもらえる気がします。
良くんの瞳が強くて何にも負けない気がするからかな。
時々良くんがいたずらっ子みたいに悪そうになったり、おじさんがちょっとおとぼけだけどいつも良くんのことを考えてくれているからかもしれません。

6巻は、5巻の「CIRCUS FAMILY」の最終話が掲載されています。落ちこぼれたちの運命は…ああほっとした、嬉しい結末でした。
そして、それ以上に良くんがカール大帝について触れた話が、結婚式のお祝いの言葉でもあり良くんの思いでもあり、社長への意見でもあり…。
いつもどういう結末かと思っていると、こんな風な幾重にも意味が重なったラストとは!という驚きがあります。
披露宴でのマジックもエアリアルも華やかで綺麗。周ちゃんは本当にかわいいです。

「ピエロ・エクリヴァン」編は、文字を書くオートマタ(自動人形)が壊れたことと、マジック対決番組と、言語聴覚士との話が平行しています。
最近少し影が薄いおじさんですが、良くんに用もないのに電話したり相談センターにいつもついててくれたり、常に味方でいてくれるのが嬉しいところ。
そして、字を書けないということ、人々がどんなに言葉や文字に頼って淋しさを埋めようとしているのか改めて気づかされました。
最後は軽くホラーになっていて、次の巻を早く読まないと気が気じゃない続き方になっているので、早く次の巻が出てくれるといいと思います!