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ファンタジウム(4) (モーニングKC)

価格: ¥580
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
新しいキャラ、ガンテツさんの魅力 ★★★☆☆
 「キング・オブ・障害者」というフレーズが気に入っていたのに、前の単行本では書き換えられていましたね。障害をもちながら、「他に自慢できる力」がある良くんは、しあわせな方ですよね。文字が全く「見えない」わけでなく、お団子状態のものが見えるのなら今までの失敗活かして「文字かも知れない」と警戒すればいいのにな、と思いました。ものすごい課題をどんどん解決していく場面では、彼のすごい才能は伝わりますが、あんまり簡単にやり過ぎてて、「ふーん」で終わります。この巻のキモは新しいキャラクターの魅力と、良くんとのやりとりだと考えてます。
みんなで一緒に見るんだ そういう…夢を ★★★★★
…という言葉がとてもこの漫画のマジックを表していると思いました。
逆境の中でも力強く、語る言葉が胸をうつすごい力を持った漫画だと思います。
これがないと生きていけない、というくらいの切迫した思いを持つ主人公。
だからなんとか幸せになって欲しいと応援したくなるのでしょう。

今回は良がいよいよ芸能界へ。大きな脱出マジックに向かいます。
芸能界とはいっても芸能ぶってはいないんです。しかも、良は達観していて
褒められると不安になり「痛みや辛さと付き合うために忘れずに冷静になれるんだ」
なんて言っています。中二なのに、せつない…

保護者の北條のほうが子離れできなくて寂しそうなのも面白いです。
自分が良のためになっているのか葛藤しながらもすばらしい幸運を感じている場面がしんみりします。
この大人と子供があべこべなような、でもちゃんと保護者したりしてる関係もなんとも微笑ましいのです。
結局は北條も意外と活躍しちゃったりするのも嬉しいところです。
キャラとしてはそのほか、迫力新マネや、鍵達人の鳥井さんに孫娘の鍵マニアといいキャラ続出でした。

次巻でこの「EscapeArtist」編は終わりますが、そのラストに向けての伏線が素晴らしくて最終話を見ると
全てが繋がっていきます。読んでない方はぜひ5巻も読むのをおすすめします。
(後書きで次の巻が最終話と書いてあるのはこのお話のことみたいで、
ファンタジウムはまだまだ続きそうなのでほっとしました。)
また装丁でも4巻は表紙も表紙見返しなども気を使って作られているようで綺麗でよかったです。
変われない自分を誇りに思っていい ★★★★★
待望の第4巻です。幻獣ユニコーンのエピソードに重ねて二人のさまざまな葛藤を描い
た「The Last Unicorn」後編、脱出マジックへの挑戦編「ESCAPE ARTIST」1〜5までが
収録されています。

出会えた奇跡に感謝してただ愛するものを慈しむ…良の姿だからこそ、それがどんなに
幸せで素晴らしいことなのかが伝わってきて心に沁みてきます。人は誰しも心の中に絶
対の輝くものがあり、それらを糧にして、励まされながら力を得て日々を生きているの
です。語らずにも物語を通じてこの大切な想いを共感できるというのはまさに魔法のよ
うで思わず涙が出ました。出会えて良かった、素直にそう感じることができる素晴らし
い物語でした。

苦しい環境に身を置きながらやわらかな心のままでいるのは難しいことだけれど、それ
でも自分らしく生き抜くことを選ぶ良だからこそ、その先の希望を読者は夢見てしまう
のでしょう。人がありのままでいることを許すような優しい物語です。「変われない自
分を誇りに思っていい」というコピーには、杉本先生の、人や世界に対する優しさ溢れ
る願いがたくさん詰まっています。心が動く素晴らしい作品ですので、ぜひたくさんの
人に読んでもらいたいです。人生観が変わるような、かけがえのない出会いが待ってい
るかもしれません!
しみました ★★★★★
普通にサクセスストーリーにしたくない!
という繊細な配慮が感じられます。それでいてカタルシスも強くある。

物語はどういうラストになるのか?予測がつきません。
とにかく連載がまだまだ続いてほしいです。
今回もジーンとしました。 ★★★★★
発売日を知らずに本屋へ行ったら、もう4巻が発売していてビックリです。
嬉しい!迷う事なく購入!
すぐに読むのはもったいないので、一日あけて読みました。
1回読んで、そしてすぐにまた2回目読んで、うう、今回も…ジーン…。

前巻の最後の引きがすごく気になっていたので、初めはドキドキしたのですが、ああ、そういう事か…、とようやく心のわだかまりが落ち、ほっと一息。
そのあと良くんが言った言葉が、私には胸につまされる思いでした。

どんな言葉なのかは、読んでみてからのお楽しみ&みなさんの感じ方におまかせしますが、ただ一つ言える事は、誰にでもそういうものがあり、それを支えに、そしてそれを失ったら自分は自分でなくなるのです。

この共感。
さすが杉本先生!
本当にこういうのがうまい!
思わず涙腺が緩みました。
またこの言葉を、良くんが言うからこそ、重さが伝わるのです。

巻末のおまけ漫画では、先生が若干お疲れなようでそれが心配です。
これからも応援しておりますので、素敵な漫画の連載が続きますように!
次の刊も絶対買います!
たくらの本や ★★★★★
生きていく中での困難や浮き沈みを、手品という華やかな世界とのコントラストで見事に描いている。がんばろって気持ちになります。