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ファンタジウム(1) (モーニングKC)

価格: ¥580
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
全く買う気はなかったが ★★★★★
全く買う気がなかったが、妙に表紙が気になる、ただそれだけの理由で買いました。
というのも、表紙の良くんがとても生き生きと描かれている上、ファンタジウムという名前からも何が起こるのか、ワクワクしたからです。

人を癒すことが出来るのは人しかいない。
個性は網の目のように張り巡らされている。
人との出会い。

とても素晴らしい一冊でした。
何度も読み返したくなる作品 ★★★★★
たまたま「聖☆おにいさん」が目当てで立ち読みしたモー2に載っていて、
引き寄せられてしまいました。
心のひだに染み渡るような、切なさを伴う深みのある台詞。
障害を持つ当事者しか分からない思い。
その思いを完全に分かることなんてできないけれど…
心に寄り添いたいと願って、どんな未来が待っていようとも、
懸命に生きて前へ進んでいく二人。
読み返すほどに、自分の中の忘れていた何かを思い起こさせるようで、
いろいろなしがらみに縛られて見失っていたことに気づかされて… 
読み返すごとに新たな発見があったり、その時の自分に贈りたい台詞に出逢えたりして
ついつい台詞を音読してしまいます。 
1回読んだだけでは、もったいないです!
少し経ってから読み返すと、じわじわとボディーブローのように効いてきます。
良くんのマジック、見てみたいなぁ…
目の当たりにしたら、感動して泣いてしまうんだろうなぁ…
未来の伝説的作品 ★★★★★
これはもう百年物でしょう。リズム感があり、マジックに詳しい人にも初心者にもオススメです。ギャンブルのイカサマ業から演技でのマジシャンの心象描写、ミリオンダラーカード、メンタルマジックなど世界の名作が主人公の手から次々に炸裂します。その他、素晴らしいとしか言いようがない名言のセリフなど、ただの青春マンガではないと断言できます。いずれ伝説的な作品になりそうな予感がします。
名作 ★★★★★
最初読んだとき、絵はうまいんだけど、なんか映えないなと思いましたが、
読み進めていくうちに、そう思った自分に反省。
手品を披露するシーンは、綺麗で圧巻です。感動さえします。
まるで生の手品を見てるように驚き魅了されます。
そしてストーリーもすばらしいです。
良は難読症という障害を持ち、文字を読むことが困難な少年です。
人にばかにされ、学校はいじめのため登校拒否をし、街をふらふらしながら、
公園で手品を披露したり、手先の器用さを磨くべく賭博の代打ちなどをして暮らしています。
主人公北條は、そんな彼にひょんな事から出会い、彼の手品の腕に魅了されます。
彼をプロの手品師にしたいと願い奮闘するのですが、
良の父親は普通に学校に通い、普通に生きてほしいと願い反対をします。
でも良の幸せって?

この作品は人にとっての幸せとは、を考えさせてくれます
人と同じことができることでも、人の上にたつことでもなく
自分だけの何か、それがあることなんだと教えてくれる作品です。

最近の漫画は、トーン使いが上手で絵が綺麗なんだけど、
いまひとつだな、ストーリーが軽いな、と感じている人に
ぜひ読んでほしい作品です

買いました! ★★★★★
杉本亜未の作品はこの作品が初めてではありません。
他の出版社から出ているものも含め、著者の作品は
胸に響く作品が多いです。

秀でた才能を持ちながら、現実世界では生きていくのが
困難な何かしらの障害を持っている主人公。
これは著者の作品のテーマなのではないかという私見が
ありますが、この作品では難読症の少年、長見良が
厳しい状況でいながらも、(月並みな言葉ですが)
ひたむきに生きている姿が胸を打ちます。
彼の才能に魅了、そして後見役を買って出る、語り部役の
北篠英明や、そしてその両親、出会う人々、誰しもが持って
いる鬱屈を織り交ぜて、少しずつ物語りは展開して行きます。
劇的な変化があるわけではないのですが、だからこそ、
より読む人間の心を揺さぶるのだと思うのです。

著者の描くキャラクターの表情も非常に魅力的で、
著者本人は『地味』などと自嘲しているようですが、私は
『地味』だなんてとんでもない、この絵の魅力に参っている
人間は、自分を含めとても多いのではないかと思いますよ。
まだこの巻しか持ってないので、絶対に続けて購入したいと
思います。

これからもずっと良い作品を描いて欲しい著者さんです。