インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

I'm the Man

価格: ¥823
カテゴリ: CD
ブランド: A&M
Amazon.co.jpで確認
デビュー作より半年で発表されたセカンド・アルバム ★★★★★
79年発表の2nd。ジョー・ジャクソンは音楽性をアルバムごとにコロコロと変える人だが、このアルバムはデビュー作より半年で発表されただけあって、前作とかなり近い感触がある。(プロデューサーも1stと同じ、デヴィッド・カーシェン) R&B色の強いパワー・ポップという感じで、同時代のエルヴィス・コステロに近い雰囲気がある。ストレートな1.も、もちろん素晴らしいが、2.のレゲエでのジョーのメロディカが良い味を出していてアルバムの一つの聞きどころになっていると思う。後に「ロックは嫌いだ!」と言い放つ人だが、この時点では「ロックンロールが自分の全てを賭けるもの」と言っているのが興味深く、作品のクオリティを裏付けていると思う。個人的にもこの2作目あたりまでの作品が好み。
痛快!B級風ロックンロールアルバム ★★★★★
もっこりした白ジーンズ、破れたTシャツ(ピンク)などが似合いそうなB級タッチの演奏がなんだか汗臭くて、懐かしくて、泣けてきちゃう。とことんダウンピッキングにこだわったガリガリベースの1,5など超タイト8ビートはまさにビートパンクのお手本。サビフレーズをボウイや最近ではナンバーガールなども、オマージュしてたりするくらい有名曲。DJでも盛り上がるね。でも実はミディアムテンポの4、など切ない名曲多し!!この人のキャリアから言えばもっとレベルの高いものがあるが、アルバム自体はパブロック、パンク名盤として扱ってもいいんじゃないかな?日本のビートパンク好きは絶対マストですよ!
チンピラ・ロック! ★★★★★
なんとなくいかがわしいこのジャケット見てくださいよ。
前作1stにあったパンク時代特有のテンションやスピード感覚に加えて
アレンジや演奏にぐっと厚みが出た名作2nd。
パンキッシュなロックンロールで世間に怒りを吐き出していた頃の
若々しいジョーの魅力が満喫できます!
1.では昔の友人達に「俺に会いたかったらラジオを聴けよ」と毒づいてみせるし、
2.でひきずるようなレゲエのリズムに乗せて幸せだったカップルの恋の終わりを描き、
5.では「トレンドを作っているのはこの俺だ!」と高らかに宣言し、
7.でつまらない人生を送る連中をこきおろして「ああなりたくない」と叫び、
8.の青臭いアマチュア賛歌をぶちまける。
彼のことをジャズやラテンの影響を受けた
「しゃれた大人のアーティスト」だとしか認識していないファンは
このアルバムでの彼の生々しい怒りの叫びに触れろ!
一体感の勝利 ★★★★☆
ジャケットの、まるでちんけなチンピラのような衣装に、人を食ったような表情、それ自体が社会への反発でしかないようなアルバムだが、内容的にはほとんど前作Look Sharp!と変わらない。変わったことといえば、彼自身が録音作業やバックバンドのメンツに対して慣れた事により、より余裕を持って彼らしく歌い上げている事だろう。

タイトなリズムに乗せて前のめりに唄うジョー、マイナーなレゲェのリズムでさえもPOPに聞こえてしまうのは、彼自身が自信に満ちているからだろうか。音全体がうまく組み合わさっておりノリが良い。シンガーとバックではなくひとつのバンドの音のように思えてしまう。この一体感が次作のBeat Crazyでバンド名義でのリリースになった所以であろう。

このアルバムはロックンローラー「ジョー・ジャクソン」の最良のアルバムなのだ。そして次作のBeat Crazy以降では見る事の出来ない「若くて」「怒りに満ちていて」「みんなで音楽を作っていく」ジョーを見る事が出来る。こんなPOPで楽しいアルバムは他には無い。それはこの後、数年でジョーがアーティストとして成熟してしまうことで、他人を必要としない絶対的美的価値観を構築してしまうからだ。

特色出せず ★☆☆☆☆
アルバムごとに違った側面を見せてくれるジョー・ジャクソン。ただ本作は今一歩本来の実力が出せていません。他のアルバムはもっともっと素晴らしいです。
発展途上だったということだね。