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孤独 (ソフトバンク文庫)

価格: ¥735
カテゴリ: 文庫
ブランド: ソフトバンククリエイティブ
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人生はやはり孤独ですね。 ★★★★☆
「たけし、自らの人生を語る。独白本第2弾!
出生の秘密、少年時代の憧れ、青春の街新宿、浅草下積み時代、酒と暴力と女たち――団塊世代ど真ん中、下町の悪ガキたけしの成長は、昭和ニッポンの"青春時代"と重なる。驚くほど率直に語られた自叙伝第2弾」との見出しに引かれて読んでみました。
文章は平易ですが、たけしの話し口調(江戸っ子口調)で書かれているため、少し読みにくい感じがしました。天才たけしだけあり、日々の生活・青春時代・仕事には多くの暗さや孤独感が感じられ、テレビで見られる楽しさの裏に潜む本当の感情が克明に独白されている事に感銘しました。明るいこと・楽しいことを語る独白本が多い中、このように陰鬱なことが独白されることは珍しく、価値ある一冊だと思いますよ。
 語り口調で書かれていることがさらに親近感を高めているとは思いますが、江戸っ子言葉が十分に理解できない地方の方には不便かもしれません。そのため、星4つと評価しました。
いまを生きるための一つの覚悟 ★★★★☆
 いまの時代、別になにも覚悟などしなくても、生きていけるシステムになっている。このシステムに逆らうことは許されないし、あまり逸脱しないに越したことはない、というのが「常識」になっている。
 だが、著者は(この場合誰が著者かは微妙だが)、いつも常識を疑い、システムの存在を疑ってきた。その理由はこの本やほかの本などにも繰り返し登場する生い立ちなどを含めた世界から、理解していくことができる。
 もっともよかったのは新宿時代の部分だ。ここでは著者はまさにあてもなく、自分とは違う世界かどうかもよくわからず、ただひたすらはまりこみ、それでいて十分すぎるほどの孤独を感じている。
 いろいろな生き方がありそうで、いまの時代ほど実は窮屈なこともないのかもしれないけれども、そこを脱するための唯一の手段が「孤独」という武器なのかもしれない。孤独に耐える覚悟があれば、常識やシステムにとらわれずに、いまを生きることが可能になるかもしれない。
 さて、それだけの覚悟ができるのか。本書はそこまで読者をあおったりはしないが、そうしたメッセージを強く受けた。
孤独が伝わってきます ★★★★★
北野さんがこれまでの自分の人生体験をもとにして,家族,酒,野球などのテーマで語る形で記述されています.孤独についてのみ語った本ではありませんが,随所で北野さんの孤独に対する考え方が伝わってきます.お勧めです.
お勧めです ★★★★★
「バスジャックとか起きたとき、(自分がバスの中にいたら)たぶんおとなしくしてないと思う」って考えがなんとなくたけしが抱えている問題とつながっているような気がしました