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新・風街図鑑

価格: ¥4,400
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックダイレクト
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40周年を迎えて尚現役で活躍する松本隆の業績を知る手掛かりとして ★★★★☆
松本隆と言えば、私たち世代にとってはある種特別な作詞家で、青春のヒット曲の大半は彼の作品ではないかというくらいの存在であるし、もともとがあのはっぴいえんど出身であるということから今のJ−POPの走りであるフォーク・ニューミュージックと歌謡曲の境界線と取り払ってしまった人の1人であるから、作詞活動30周年記念の「風街図鑑」は風街図鑑 風編も風街図鑑 街編も聴いて、松本隆の作詞家活動のすごさを再認識したものだった。なので、その続編とでも言うCD・BOXが出たとなれば聴くしかないでしょう。
しかし、地味だなあ。ヒット曲ももちろん収められているのだけれど、何だか地味な印象を受けてしまう。まず、おじさんでは知らないアーティストの曲が収録されている。さらにアーティストとしては知っていても、これまでに曲を聴いたことがなかったものが収められている。「風編」「街編」にも多少知らない曲や、ほとんど知らないアーティストが収められていたけれど、今回はあやうくすると半分くらい聴いたことがなかった曲のような気がする。まあ単に私が知らなかっただけかもしれないが。
でもそうすると楽しみもいくらか削がれてしまう気がするのが残念だ。
私の知らなかった曲は比較的最近のものなので、と言うことは松本隆が作詞家として40周年を迎えて尚現役で活躍しているということの証かもしれない。そう思えばやはり松本隆はすごい作詞家なのだと、また改めて思ってしまう。
それでも私の好みは、竹内まりやであり薬師丸ひろ子であり、吉田拓郎や寺尾聡、そして金沢明子の「イエロー・サブマリン音頭」だったりするのだけれど。