インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

聖者の行進 DVD-BOX

価格: ¥23,940
カテゴリ: DVD
ブランド: TBS
Amazon.co.jpで確認
   1998年にTBS系列で放送された、常にドラマ界のタブーに挑む野島伸司脚本のドラマ。知的障害を持つ青年、町田永遠(いしだ壱成)は、同じく知的障害者たちが住み込みで働く工場へとやってくる。だが、彼らを受け入れる善意の職場としての顔はあくまで建前のものであり、実際にそこにあるのは経営者たちによる弱者への虐待であった。
   永遠はそこでの生活や、彼らに楽器演奏を教えてくれる進学校の音楽教師(酒井法子・そこで彼らに教えるのがタイトルにもなっている名曲「聖者の行進」)、その教え子で学校では不良扱いされている少女・ありす(広末涼子)との触れ合いの中で、自らの尊厳と対峙していく。題材が題材だけに、各界各団体を巻き込んでの賛否両論を呼んだ問題作。 (田中 元)
記憶に残る作品 ★★★★★
このドラマがリアルタイムで放送されてた時私は8歳でした。
衝撃を受けた作品で何場面か記憶にハッキリ残ってて
21歳になった今。
昨日今日と2日間で全話見終えましたっ☆

すっごい泣きました。
目が腫れるくらぃ(苦笑)
8歳で見た時より内容をとても理解できたし
出演者の方々の演技の上手さ…

ハッキリ言ってエグい…でも今のドラマに全くない作品。
すごい感動モノです。
見てる時はデビット伊東サンらに
かなり腹立ちましたがメイキング映像見ると皆仲良かったので終わりはスッキリしました(笑)
衝撃 ★★★★★
もう10年以上昔の作品なんですね。

「聖者の行進」がテレビ放送していた頃、私はまだ幼くて…
この衝撃的な内容を正視することができませんでした。



最近、このドラマを全話見ました。
やはり、内容は衝撃的で、目を背けたくなるシーンもしばしば…。
暴力的なシーンが多いので、また見たいという気持ちにはなれません。



でも、裁判の時の永遠の言葉には泣きました。
すべての暴力的なシーンは、その言葉の為にあったかのような…。

これから先、このドラマを見返すことはないかもしれません。
それでも、永遠の言葉はずっと記憶に残ると思います。
世の中の矛盾=力=正義 ★★★★☆
この作品の放送当時は何となく観てました。しかし今、見返しても世の中の情勢や実態は何も変わっていない、弱者切り捨ての世界、知的障害者に対するからかいかたやイジメは私の周辺区域に学生時代に経験した事と何ら変わり無いです。そんなに酷い嫌がらせじゃなくても大人しそうな人間には必ず面白がりの悪戯っ子は絡んできます。作品の提供者や役者や主題歌を見てみるとひと昔前の金八先生みたいな感じです。中島みゆきや酒井法子や野島伸司は好きだけど、大物は生き残り、一時の流行りの役者だったりそういう存在は忘れられてゆく、(作品事態が強者しか生き残れないアンチテーゼ作品なだけに余計に)何かしら、不快さとか絶望感を感じます。それでも崇高な作品でも有ります。 それと前文に偽り有りに成りますが今とひと昔前で変わった事といえば良い作品・佳作(ドラマや映画)が無くなった事でしょうか。
差別 ★★★★☆
不自由な人間や弱者を指差して「彼らも同じ人間だから、仲良くしなくてはだめよ」という人がいる。

そういう人にこそ、観てほしい作品です。

注意:以下は個人的な偏見に基づく意見であり、特定の個人、団体、思想を批難するものではありません。


同じ? どこが同じなのだろうか。
彼らは圧倒的に強いられている。
選択肢を奪われている。

もちろん、自分を通せる強いひとや恵まれたひともいるが、それは「個人の違い」であって、ケンジョーシャとショーガイシャの違いではない。

ケンジョーシャも様々であるように、ショーガイシャも様々である。
ただ、個人の違いという以前に、彼らには顕著な不都合があるという話だ。

「私は不自由だと思ったことがない」と話すショーガイシャの知人がいるが、彼女は「でも今より便利な世の中になることは期待する」という。
少なくとも、彼女に不必要に何かを与える必要はないだろう。 しかし、ケンジョーシャとて不便を感じることはある。
そうした個々の違いや差によって生じる不便や不都合を理解し、補い合えるような人間関係や社会のあり方が、私には望ましく思える。

差別の正体は、無知がもたらす利己的な決めつけである場合が多く(つまり差別する側は、これによって物質、あるいは精神的に得をしている)、この思い込みから脱却するには、自分と違う者を「正しく理解する」必要がある。

ショーガイシャとケンジョーシャは人間であるという点については、疑いようもなく同じであるが、両者を隔てる顕著な違いがある。

ショーガイを持っているかどうかだ。

程度や向き合い方、環境などの違いはあるだろうが、この一点についてのみ、ケンジョーシャとショーガイシャは違う。

誤解を承知でもう一度言うが、決して「同じ」ではない。
仲良くしたいかどうかはその人を見て決める。
忘れてはいけない名作 ★★★★★
 このドラマは障害者への実際の事件をもとにして作られたドラマです。作中では障害者の視点、健常者の視点、また障害者親族の視点から人間の「善」と「悪」にスポットを当てながら、最終的に「人間としてのあり方」を通説的に表現することを土台としているのが解ります。レビューに書いてあるとおり「酷い」「目も当てられない」「違う表現が出来ないのか」という意見もうなずけないこともないです。
 しかし、このドラマが言いたいのは「たとえ視聴者がなんと言おうとも、この事件を忘れないで欲しい。事実はドラマよりも奇なり。」ということだと思います。ドラマの内容における皆様の反応はどれも妥当ですし、個人差があって当然です。ですが、障害者を食い物にする昨今のドラマ事情などでは到底表現しきれないものがたくさん詰まっています。
 
 このレビューを見てドラマを「善い」か「悪い」かを判断するのは皆様の自由です。ただ映された事実を受け止めてください。そして誰かを思いやれる優しさを受けてとめてもらえれば、と心から思います。