いままで旅本といえば、最新の情報を求めて新しいものばかりをえらんで読んでいましたが、これは著者の旅人生のミニ回顧録のようなもの。
「あのときあの場所ではこうだった・・・」と言う、著者の長い旅人生をかいま見るようなもの。
しかし意外(←あくまで私にとっては)に、それがとても面白く勉強になりました。
旅を続けていくと言うのはこういう事なんだなぁ・・・と漠然にではありますが、感じられた気がします。
また、各コラムが全て短くまとめられていて読みやすく、蔵前さん独特の文章がまた面白く一人で大笑いしながら読みました。
旅の合間に、気軽に読みたい本を探している人にお勧めです☆