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リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

価格: ¥2,500
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   ビートルズ解散後のジョージ・ハリスンのキャリアは初期で極まったと言っても過言ではない。ジョン&ポールのソングライティング・コンビに押され気味で、長らくフラストレーションを抱えていたジョージは、抑圧していた創造力を(そして、ビートルズ時代の末期に書き上げ、未録音のままになっていた大量の曲を)、1970年の画期的なマルチディスク・アルバム『All Things Must Pass』に注ぎこんだ。その結果、『All Things~』はビートルズの最高傑作に匹敵するグレードに仕上がったのである。

   その後3年を経て、次なるスタジオ・アルバムである本作がリリースされた(この間に1971年のライヴ・アルバム『Concert for Bangladesh』があった)。批評家の反応は思わしくなく、ファンからは不満の声が上がった。しかしながら、『All Things~』(不思議なことに、ジョージはフィル・スペクターの立派なプロダクションが気に入らないらしい)がリイシューされた際、ジョージがそのライナーノーツで述べていたように、本作は彼の芸術的ヴィジョンをもっとも純粋なかたちで体現した作品と思われる。

   スピリチュアリズムと人間への嫌悪がごちゃ混ぜになった皮肉たっぷりの内容は、多くの難解な部分を含んでいる。スピリチュアリズムについては「Living in the Material World」や、より取っ付きやすいシングル曲「Give Me Love」などに、また人間への嫌悪については「Sue Me, Sue You Blues」でビートルズとその弁護士たちがやり玉に上げられるあたりに明らかだ。

 『All Things~』の中心的なセッション・メンバー(リンゴ・スター、ジム・ケルトナー、ニッキー・ホプキンス、クラウス・フォアマン)が参加しているが、本作でプロデューサーを兼任するジョージは、ファンキーな味付けを抑えて前作よりもオーガニックな性格を打ち出す。さらに、自身によるヴォーカルの出番も明らかに減らしている。

   どことなくカントリーやフォークの感触を感じさせる本作には、うれしい驚きを与えてくれるトラックがいくつかある。静かで内省的な「Be Here Now」、ポップでスマートな「Don't Let Me Wait Too Long」と「The Lord Loves the One」、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドがわずかながら再現される「Try Some, Buy Some」などだ。周囲の期待が高すぎたせいで、かなり損をしているアルバムである。(Jerry McCulley, Amazon.com)

悩める人、ジョージ ★★★★☆
彼が死んだ時、職場のバングラ・デシュ人の方に
ジョージの事を尋ねてみたら、
「バングラは基本、西洋のポピュラーはビートルズ
 はじめ聴く習慣がない。でもジョージ・ハリスン
 という人が、ぼくらの国が出来た頃、色々と
 助けてくれたことは、もちろん知ってる」
と教えてもらい、なんかジーンときました。

そんなジョージが、悩み、深く嘆き、
さらに神へと接近して行くアルバム。

神を歌ってこれほど悲しい世界って、
ジョージ以外、ぼくは知りません。
音楽としては、よれよれフォーク、
苦しげなスワンプ、という感じです。

「ギブ・ミー・ラブ」と「スー・ミー・スー・ユー・ブルース」
のドラムが凄い!!
リンゴ・スター、ジム・ケルトナー、どちらも
違ったタイプですげえ!!と素人耳でもビックリ。

一枚通して聴くなら、これと「オール・シングス」
でしょうね、初期はやはり。
良い曲ばかりです ★★★★★
怪しげなジャケットから怪しげな想像を膨らませがちですが(笑)、一曲目からいきなり良い曲で驚きます。
アルバムを通して、本当に良い曲ばかりです。

このアルバムの前には"All Things Must Pass"が出ていますが、また違った良さがあります。
"All Things〜"はフィル・スペクターがプロデュースに参加しているので豪華な感じですが、こちらは大分シンプルです。
シンプルになった分、少しビートルズっぽさが出ているように感じました。

ギターやピアノの音色がキラキラしています。
そして何と言ってもジョージの声!本当に素敵な声で癒されます。

ジョージの繊細さが良く出ているアルバム。
ジョージが好きな人には是非聴いて欲しいです。
一つ落ち着いたといった感じです ★★★☆☆
「オール・シング・マスト・パス」で相当爆発したのでしょうか。
少し「大人」になったジョージの曲が聴けると思います。
ジョージのアコギが美しく響く、もう一つのマスターピース ★★★★★
 バングラデシュ・コンサートの次に届けられたジョージのソロアルバム。当然のごとく全米No1アルバムとなった傑作。コンサートの成功で、いかに乗っていたかがわかるよね。シングル(1)「Give Me Love」も全米1位と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
 ただよ〜く聞き込むと、この頃から“ハレ・クリシュナ”がより強まり、タイトルに“Lord”が増えてきて、宗教にまったく無関心な僕のようなリスナーからすると、少し説教くさいかな(笑)。また、本来は前作「All Things Must Pass」と同じく、P・スペクターがプロデュース予定だったものが、スペクターが“失踪“してしまったがため、セルフプロデュースとなってしまった。そのためかどうか、バラッド系の曲が多く、メリハリに欠けるキライがあったり、サウンドプロダクションの詰めが未整理な部分が見受けられるところは惜しい。
 
 とは言え、これも70年代を代表する名盤であることは間違いない。リマスター効果で各楽器の音色もクリアになり、ジョージ独特のアコースティックギターが美しく響く。DVD付のセットもあるが、そのDVDはヒドイ代物なので、こちらを強くお勧めする。
あこぎな商売しやがって! ★★★☆☆
 バングラデシュ・コンサートの次に届けられたジョージのソロアルバム。当然のごとく全米No1アルバムとなった傑作。コンサートの成功で、いかに乗っていたかがわかるよね。シングル(1)「Give Me Love」も全米1位と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
 ただよ〜く聞き込むと、この頃から“ハレ・クリシュナ”が強まり、タイトルに“Lord”が増えてきて、宗教にまったく無関心な僕のようなリスナーからすると、少し説教くさいかな(笑)。また、本来は前作「All Things Must Pass」と同じく、P・スペクターがプロデュース予定だったものが、スペクターが“失踪“してしまったがため、セルフプロデュースとなってしまった。そのためかどうか、ややサウンドプロダクションの詰めが未整理な部分が見受けられるところは惜しい。
 とは言え、これも70年代を代表する名盤であることは間違いない。リマスター効果で各楽器の音色もクリアになっており、ジョージ独特のアコースティック感が美しい。

 ただし、おまけのDVDの内容は酷すぎ!。ジョージが生きていたら、こんな企画、絶対通らないはず!天国でジョージが泣いてるよ。頼むから死んだ人を餌にした、詐欺まがいの商品出すのはやめて欲しい。アルバムは★5つだが、DVDで★2つマイナス。ライナーノートもたいしたことないし、DVDなしの輸入盤の方が、価格含めてお勧めだよ。