ルーパート王子の目覚め
★★★★★
前2作のような強烈さはありませんが、耳に残る楽曲で綴られた名盤です。何と言っても印象的なのは、組曲の頭でイエスのジョン・アンダーソンをゲストに迎えたPrince Rupert Awakes(ルーパート王子の目覚め)。さりげない宇宙感があり、良い意味でイエスとクリムゾンが融合した唯一の作品。井上大輔がガンダムの挿入歌でこの曲からインスパイアされたと思われる楽曲を歌っています。こちらも良い曲ですので興味のある方は聴いてみて下さい。(シフォンズのHe's So Fineとジョージ・ハリスンのMy Sweet Roadとの関係以上にクリソツです)
出来れば買ってほしい
★★★★★
クリムゾンが好きなので買いました。ギタ−キッズにもぜひ聞いてほしいです。
真のプログレッシブ・ロックとは・・・。
★★★★☆
69〜70年代のクリムゾンに駄盤は無い。
ハッキリそう断言できる。
この「リザード」は彼らの三枚目のスタジオ・アルバムであるが、非常に評価が不安定な一枚。
世間的には、悪い評価が多いが、たまぁ〜にこのアルバムの隠れファンがいたりするのだ。(ギタリスト鬼怒無月、dir en greyの薫など)
このアルバムを聴くと、確かに不安定な印象を受けやすい、ボーカリストのゴードン・ハスケルは声がか細すぎるし、最期の曲がイアン・アンダーソンだったり、演奏もフリーキーで散漫とした雰囲気をかもしだしている。
だが、けっして駄作ではない。
それは、聴けば分かるはず。
とにかく、クリムゾンを存続させようとしたフリップの根性が垣間見える。
なんてたって、ファーストから、一年しか経ってないのに、二枚もアルバムをだすなんて、すごいペースだ。
ポセイドン、リザード・・・。
どちらも並な完成度ではないし、この時のクリエティブティの高さが伺える。