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トリフィドの日~人類SOS!~ [DVD]

価格: ¥1,500
カテゴリ: DVD
ブランド: ランコーポレーション
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原題「トリフィドの日」。宇宙植物トリフィド登場!失明した人類に生き残る道はあるのか!年末年始夏休み、テレビ映画劇場の定番でした。 ★★★★☆
昔から、年末・年始、夏休み、火曜日や土曜日のテレビ映画劇場の定番で、その度に観ましたし、
登場する宇宙植物トリフィドは、大伴昌司氏の怪獣本や雑誌の特集で、何度も読みました。
「放射能X」「金星ガニ」「恐竜100万年」「ウルトラマン」「ゴジラ」「サンダーバード」などがごっちゃに載っていて、一緒に紹介されていたのが懐かしいです。

多くの失明した人間がうろうろしている街、墜落する飛行機、激突する列車など、失明に混乱した人類の地獄絵図が不気味で恐ろしい。
そのうえ、あたり一面の宇宙吸血植物トリフィドが、もぞもぞと襲い来る恐怖も不気味。
アイディアの勝利ともいえますが、流星群による失明と、人食い宇宙植物の大繁殖が、なぜ同時に起きたかという最大の疑問は当然残ります。
(原作には、主人公の憶測が書かれているようですが。)

偶然から失明を免れた船員と、同じく少女の二人が、地獄と化した街を行くという脱出劇と、
孤島の灯台で何かの研究をしていた学者夫婦が、襲い来るトリフィドと戦い、撃退方法を発見する!!という話が並行して描かれています。

昔から何の疑問も無く普通に観ていた映画でしたが、調べてみると監督が二人!
そうでした。
灯台の学者夫婦の話は、後から別の監督(フレディ・フランシス)が撮り足したものだそうです。
どおりで、まったく関連していないわけです。
気にも留めませんでしたが、いやぁ、このエピソードがあってよかった。
無かったらどういう結末だったのでしょうか。
原作を上手に映画化 ★★★★★
過酷な状況化で人類が生き延びる為にどういう選択をとるべきか。
と、いう哲学的な問題を原作は読者に問う。
だから、人類の大半が視力を失い、トリフィドの脅威にさらされるシチュエーションを
違う設定に置き換えても、ある意味で作者は小説を完成させただろう。

でも、映像化する上では、この設定の処理が成功の可否となる。
その時代の技術の制約を受ける特撮作品で1962年製作となれば、
よくできているものの、やはり苦しい。
しかし、それを補って最後まで観ている者を引っ張っていくドラマがある。
こうした、よく出来た作品を今DVDで観ることができることを素直に喜びたい。
欲を言えば、もう少しきれいな画像で発売して欲しかったが。
単品販売 ★★★★★
 以前、他社より「2in1」シリーズにて「地球最後の男」とのカップリングで販売されておりましたが、ようやく単品での販売となりました。2in1シリーズは、既に絶版となっており、一時期高額なプレミアが付いていましたが、今回の販売で、古き良き時代の優良なSF映画をいつでも鑑賞出来る事が出来、大変嬉しい限りです。
 流星の影響で、殆どの人類が突然失明した世界でのパニックを描きながらも、更に怪獣映画の要素も含まれているという、かなりお得な内容です。「ゾンビ」「28日後」「ブラインドネス」「ハプニング」等のホラー、パニック映画に通じる所があるのではないでしょうか。欲を言えば、吹き替えを入れて欲しかったです。
待ち遠しかったDVD化 ★★★★★
昭和30年代に映画化されたSF小説の秀作、
子供の頃にTVの洋画劇場の吹き替え版を観て以来になる。

原作小説では油を採るために家畜化されていたトリフィドだが、流星群を目撃した人類が盲目になり、
凶暴化したトリフィドの恐怖に晒されるという内容だった、
この映画版では流星によって地球外から飛来した謎の生物という設定に変えられていたと思う。

目の手術の為に偶然流星を観るのを免れた主人公が、生き残った人たちを保護しながらトリフィドに立ち向かう。

冒頭で夜空に盛んに降り注ぐ色鮮やかな流星と、窪地に大量に群生したトリフィドのシーンなどが印象に残る。