UKのバンドブームは凄まじいものがあるが、いい意味でThe Viewはそこから浮いている。間違ってもスタイリッシュとか最先端とか、ニューウェーヴとかニューレイヴとか(くどい?)とは一線を引いて、ただただロックバンドとして堂々と存在しているから。1曲めのイントロ前、アンプがジーって息をしていて、素朴なぐらいパンチのあるカイルのボーカルが聴こえると、今が何年なのか不明になってしまう。これってThe Who?それともオアシスのティーンエイジャー時代のデモか何か? そんな想像をしてしまう、レベルミュージックとしてのロックンロ―ルのサウンドを、この2007年に発してしまう天性。ポーグス的な粗野なフォーキィさや、スカのレベルミュージックな側面が好きな人にも響くに違いない。(石角友香)
最初から最後まで頻繁に聴くよ
★★★★★
他の方のレビューを見ると「リバティーンズ」「オアシス」などの比較が出てきていて、どれもそれより劣っているように書かれている。
でも、このアルバムはそんな比較論はいらないと思うよ。「もうひとつ〜に欠ける」とかなんとか、、それは初めからリバティーンズやらと比べてるからです!リバティーンズにはFACE FOR THE RADIOは書けないんだから。
僕は素直に判断してこれが大好きです。「The Don」とか曲が60年代のキンクスっぽいのが好きですね。だからといってキンクスより劣るとかいう意味じゃないです。確かなメロディーとハーモニーがあります。
「Face For The Radio」や「Claudia」みたいなメロウな曲は最高だし、ロッキンな曲もあって、曲が良いから飽きない。普通この手のバンドのアルバムだとたいてい後半になると「ん〜〜?」ってことなるんですが、気分によっちゃ後半の「Dance Into The Night」や「Street Lights」が最高に思える。ってな感じなんで、他のレビュー見て「やめとこうかな」と思わないでくださいね
アークティックよりいい
★★★★★
アークティックのファーストの方が正直衝撃はデカいかもしれない。
しかし、どちらの方が好きなアルバムかと言えばこっちです。
ひねくれていない
素直な音楽です。
最近のUKバンドで
一番UKらしさを持ってるバンドだと思います。
日本には理由があって来れないみたいですね.....こんないいバンドなのに残念
伝説の後継者
★★★★★
キラキラと輝くギター音におふざけぎみにはしゃぐボーカルがキャッチーなメロディーに乗っかり疾走していく…
このThe Viewの青春を閉じ込めたようなデビュー作は間違えなく傑作である。
始めシングル曲を試聴した時はリバティーンズの影響をもろに受けた、いいけどそこまで言われているほどのバンドではないな、というのが正直な感想だった。しかし、アルバムを通して聴いてみたら青臭い輝きと時折見せるとてつもないカッコよさに一回でやられてしまった。
リバのぱくりと言われることもあるが、いい意味で幼い青春感は彼ら独自のものだし、むしろリバの蒔いた種がこうして芽を出し、伝説を受け継ぐように現れたことが嬉しい。
曲を見ていくと、The View節全開といった曲の他にも7・11曲目のように美しく穏やかな曲もあるし、なんといってもお気に入りなのが5・6曲目で、陽気な曲かと思えば途中で暗な面も顔を出すというリバ譲りの曲調の変化が素晴らしい。これは容易にできることではないので彼らのソングライティングの凄い才能を感じる。
演奏は巧くないが、彼らの場合はそれもプラスに作用している。
2007年3大新人バンドは、このバンドとThe EnemyとKkaxonsだと思うし、どのバンドのデビュー作も素晴らしかったのだが、私はこのThe viewが一番好きだ。2008年はどのバンドもリリースがなかったので、今年は出してくると思うが、その先頭を切るのがViewということなので新作にも期待!
繊細な衝動
★★★★★
他のCDを買いにいったタワレコで出会ってしまった。
一発目になんとなく偶然「Wasted Little Dj's」を聞いてしまった。
なんだこれ?!なんだ?英語、分からんけどなんか言いたい事が伝わる気がする。
マジです。ウソなんかじゃない。
ハードで、凄い衝動を感じるけど、他のどんなロックより繊細。クラシックより繊細。
リバティーンズ不在でもイギリスは燃えている。
繊細な衝動
★★★★★
他のCDを買いにいったタワレコで出会ってしまった。
一発目になんとなく偶然「Wasted Little Dj's」を聞いてしまった。
なんだこれ?!なんだ?英語、分からんけどなんか言いたい事が伝わる気がする。
マジです。ウソなんかじゃない。
ハードで、凄い衝動を感じるけど、他のどんなロックより繊細。クラシックより繊細。
リバティーンズ不在でもイギリスは燃えている。