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宇宙はどこまで明らかになったのか 太陽系の誕生からブラックホール、宇宙の進化まで (サイエンス・アイ新書)

価格: ¥1,000
カテゴリ: 新書
ブランド: ソフトバンククリエイティブ
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天文学・宇宙論の最先端が見える本 ★★★★★
 この本で現代の天文学でどのような研究がおこなわれているかを知ることができます。
天文学の専門分野で活躍する人々が書いているので、内容はそこそこ難しいと思います。高校物理程度の知識がないと理解できない部分があると感じました。ある程度天文学の知識があり、日経サイエンスを読むくらいの知識と理解力が必要になるので、初心者には向かないと思います。
 また、専門用語がこれでどうだと言わんばかりに出てきますので、とても読みごたえがあります。新書レベルでは一番難しいのではないでしょうか。もっとも専門書などは読んだことありませんが・・・。これから読んでみたいと思います。
 専門的な話が展開されていて刺激を受けました。たとえばブラックホールの降着円盤によってジェットがおきる話はとても面白く感じました。他の一般の天文学の本ではなかなか読めません。
 専門分野へと渡るために、この本のような手頃な天文学の本は、もっとあってもいいのではないかと思います。
 
最新の宇宙にまつわる研究成果を紹介 ★★★★★
本書では、ここ10年近い観測や研究で明らかになった最新の宇宙像ならびに宇宙に関する最新の研究成果が天文学・宇宙科学の第一線にて活躍する研究者によって紹介されています。
新書でしかも全編フルカラーという構成からしても広く一般に向けて現在の宇宙科学分野においていかなる研究成果が出され、それに基づいて宇宙の姿はどのようなものであり、また現在進行中の研究・観測は何であるのかを解かりやすく紹介されているだけに、宇宙について今どのような研究がなされているのかについて知りたいという人には充分役立つ本であると思っています。新書サイズだけに通勤や通学の電車の中でも読んで見識を広める事も出来ますので。
個人的にもここ10年の研究や観測によって明らかになってきた系外惑星の存在や宇宙の果ての姿といったものには興味を持っており、これらが日々の研究・観測の中で明らかになっていく事は楽しみであったりしています。宇宙研究ならびに観測は日進月歩だけあって本書に書かれている内容も古くなってしまう可能性もありますが(この事については編者の福江先生、栗野氏または執筆に携わった研究者の方も本書の中でのべています)、それでも人類が宇宙をどのあたりまで認識しているのかを知るための手がかりとしては本書は有用であると考えています。
観測結果を基にした堅実な宇宙の最新事実報告 ★★★★☆
月は地球に惑星がぶつかり、その破片が集まってできたもので、
太陽系が落ち着くまでに1千万年ほどかかった中、たった一ヶ月でできてしまった、
という説がさいきん注目を集めている(p.20)など、楽しい知識がもりだくさんです。

また「初版校正中に、地球の質量の5倍の質量を持ち、液体の水が存在しうる惑星、
『グリーゼ581c』が発見された」という記述があるなど、
最新の知識をできるだけ盛り込もう、という意欲にあふれています。

また1979年、天体クェーサー0957+561A&Bが発見され、
双子のようにまったく同じスペクトルを持っていた。
実は1つの星がアインシュタインの相対性理論による重力レンズ効果で、
1つの星が2つに見えていたのだ・・・という話は(p.54)、
ハタと膝を打ってしまいました。