伝説のリオのスピーチ・・・・そして、
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今から20年近く前、ブラジルはリオ・デ・ジャネイロで国連主催の環境サミットが行われた。そこに、カナダはバンクーバーから環境保護団体(というよりクラブ)「エコ」のメンバーと一緒に会場入りしたのが、日系3世の環境保護活動家の娘、セヴァン・カリス・スズキである。両親の影響のもとで、友達とバンクーバーで環境問題を考えるグループ「エコ」を立ち上げた。
12歳の時、リオで環境サミットが開かれると聞いて、いてもたってもいられなくなったセヴァンは、エコのメンバーと一緒にリオまでの旅費を作るために募金活動を起こす。そして、見事旅費を工面した彼女たちは、現地で子どもなりに活発にロビー活動を行い、見事サミットで7分間のスピーチのチャンスを与えられる。
そのスピーチは「リオの伝説のスピーチ」として、語り継がれている。動画サイトでは、そのときの映像も見ることができる。
この本は、日本の団体がそのスピーチを中心に、セヴァンの人となりをまとめたものである。
折しもユネスコは、2002年のヨハネスブルグサミットで小泉首相が提唱して以来「持続可能な教育(ESD)」をスローガンに、環境教育を強力に推し進めようとしている。
ESDの入門書としても、最適の好著である。
個人的には、リオのストリートチルドレンを目の当たりにし、その子どもが「お金があったらなぁ。みんなに食べ物や住むところ、着るものを買ってあげられるのに。」というのを聞いて、ものが有り余り、捨てる文化圏に住む人間が自分のことしか考えないのに、何もない子どもがみんなのことを考えて暮らしていると言うことに衝撃を受ける下りが、圧巻であった。
今も、環境問題をライフワークに掲げるゼヴァンは、世界中で講演活動に忙しいと聞くが、大人になった現在、12歳の頃のスピーチを振り返って、そのオプティミスティックな理想主義が現実の政治の世界を前にしたとき、あまりに無力であったことにも気付いている。
しかし、彼女の声のトーンは、現実性を指向しつつも当時の熱情を感じさせるものである。
子どもと一緒に是非読んで欲しい好著である。
タイトル通りのアツい絵本
★★★★★
12歳の少女がブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミットで
世界のえらい人たちの前でスピーチできたことがまず奇跡だけれど
そのチャンスを手に入れるまで
あきらめなかった彼女たち・・・尊敬。
良いと思うが、少々値が高いかな
★★★☆☆
内容は良いと思うが、この内容量ならばもう少し安くて良いと思う。
いい本だ。
★★★★★
ひとつひとつの言葉が心に響くスピーチは確かに素晴らしい。
後半はどうしてスピーチをすることになったか、そこに至るまでの経緯が書かれていてこちらも興味深かった。彼女が起こしてきた行動が結果としてスピーチとして実を結んだのであり、このことは単なる偶然ではなかった。行動することがいかに大事かを教えられる。
この本を読んだ人は重い課題を背負う。
地球温暖化プロパガンダ本
★☆☆☆☆
女性と子供を使ったプロパガンダは、1991年の湾岸戦争開戦前にも展開されましたが、大衆誘導の手法としては最も即効性がある手法だから、今回も採用されたのでしょう。
いつの時代でも、為政者達が世論をコントロールする手始めにターゲットとするのは、女性と子供達であり、いざ戦争が勃発した際に、最も悲惨な目に遭うのは女性と子供達だと言うことを、出版社の編集作業に携わっている方々は肝に銘じて、常日頃からマスコミ人としての倫理観の向上に努めて、為政者が発する情報の真偽を見分ける目を養う努力をして欲しいものです。
奥さま書店
★★★★☆
リオで開かれた地球環境サミットで若干12歳の少女が世界お首脳陣を前に堂々のスピーチ。それは裏表の無い、素直な子供の気持ちを伝えたものだった。おいおい、若干12歳でその行動力!恐るべし!セヴァンちゃん。ブラジル行くお金もお菓子を焼いて売ったりなんだりして自分で捻出!もうびっくりです。そしてその思いは成長した今でも続いていること。私ってばいい年して何やってんだろう・・・としょぼぼ~~んとしてしまいます。誰かにやらされるのではなく、自分の意思で世界を切り開いたセヴァンちゃん。私も見習わなくては です。はい。
★Wearethe1☆書店
★★★★★
セヴァン・スズキさん(日系4世、1979生まれ、カナダ在住)という当時12歳の少女が1992年にブラジルのリオで開催された国連地球環境サミットで各国代表者を前にスピーチした内容がそのまま本になっています。私たち地球の大人(?)の思考と言動と行動の矛盾と幼稚さを気付かせてくれる素晴らしい内容です。ぜひご覧下さい。 ☆☆無料☆☆ このスピーチの内容はインタネットで無料で読むことができます。お読みになりたい際は、検索エンジンで「ナマケモノ倶楽部 リオの伝説のスピーチ」と入力(コピー・ペースト)してください。1ページ目の「リオの伝説のスピーチ」と表示されたところをクリックすれば、この本の発行元であるNGO:ナマケモノ倶楽部さんのサイトで、スピーチの全文(日本語訳文/英語原文)やその他の様々な情報を無料で観覧することができます。 またはYouTubeで「伝説のスピーチ 環境サミット@リオ」と検索すれば実際の動画を観覧することもできます。 ナマケモノ倶楽部さん、ありがとうございます。
7色のぞう
★★★☆☆
発行年月 2003年07月 1992年6月11日ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。
うたかた堂
★★★★★
ページをめくる度、涙が出てきました。環境問題に興味がない人でも、是非読んでみてください。
命と平和を考える
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《あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。》
92年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミットで、飛び入りの子どもたちを代表して、各国首脳が居並ぶ本会議場でカナダ在住の12歳の日系4世の少女が僅か6分間の異例のスピーチをした。子どもたちの強い勇気が深い感動を呼び、会議場で少女のスピーチを直接聞いた坂本龍一氏も泣いた、多くの人たちが泣いていたという。実際、声に出してこの本を読んでみたら、私もちょっと涙ぐんでしまった。その言葉は世界中を駆けめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。本書は、12歳の少女が語ったその伝説のスピーチをきれいなイラスト&英文原文付きで全文収録。また、後半にはセヴァンがスピーチを語るまでの経緯も収録されている。一読の価値あり。
chirro‐rionbook
★★★★★
地球温暖化が予想以上に進んでいる現在、国連の環境サミットで1人の少女が訴えた感動の伝説スピーチを紹介。心の叫びを感じて下さい。子供から大人まで読んで感動できる1冊です。右下の[⇒詳しく見る]から「地球・世界は今!」コーナーの他の本も是非ご覧ください!
数楽パズルの店
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ある広告コンテストに、彼女のスピーチが使われていたことから、この本の存在を知りました。このスピーチ自体、12歳の少女が書いたとは思えない、最高の意見文です。でも、この本の後半に記されている彼女がこのスピーチを話すことが出来るまでの過程とその後の彼女の生き様を読んでこそ、本当のスピーチの意味が分かると思います。環境問題と人の生き方を考えるのに最高の教科書です。
nw-lovenet書店
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1992年の国連地球環境サミットで各国首脳を前に、当時12歳の少女がスピーチした内容がそのまま本になっています。私たち大人の言動と行動の、矛盾と幼稚さを気付かせてくれる素晴らしい内容です。ぜひご覧下さい。 一文より・・・ 「学校で、いや幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子供に、世の中でどうふるまうか教えてくれます。 ・・・・・ ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。 お聞きしますが、私たち子供の未来を真剣に考えたことがありますか。 父はいつも私に不言実行、つまり、何を言うかでなく、何をするかでその人の値打ちが決まる、と言います。しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。 あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし言わせてください。もしその言葉が本当なら、どうか、本当だということを行動で示してください。 最後まで私のはなしを聞いてくださってありがとうございました。」
猫夢本処
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読み終えた後、自分の部屋を見渡した。買いすぎてクローゼットに入らなくなった服やたくさんの物が散らばっていた。忙しくてと言い訳をして後回しにしてきた結果がこれだ。でもこれって現代社会のミニチュアみたい。埋もれたってなくなったって、また買えばいいと思ってる。代わりがあると何の根拠がないのに信じている。それは世界を犠牲にして出来たものなのに。
なぜ、私はまた買えばいいと安易に思えたのだろう?私は恥ずかしくなった。環境について何をすればいいか分からなからと、「分からない」を逃げ道していたのだとこのミニチュアの世界で私は思った。まずは知ることから始まるのだ。この世界中で起きていることや自分のことを。私たち一人ひとりに出来ることはたくさんある。そしてあなたにも無限の可能性がある。私たちは・・・だから知らなくてはいけないのだ、今を。
mama書店
★★★★★
言語と日本語で書かれています。子供のこころが書かれています。大人がやってきたことが、子供達の未来や希望を奪い取ろうとしています。もうこれ以上大切な子供達の夢を生活を壊さないでください。そんな子供達の警告をしっかり聞いてください。
nw-lovenet書店
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1992年の国連地球環境サミットで、各国代表者を前に当時12歳の少女がスピーチした内容がそのまま本になっています。素晴らしい内容です。ぜひご覧下さい。 ・・・一文より「 学校で、いや幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子供に、世の中でどうふるまうか教えてくれます。 ・・・ ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。 お聞きしますが、私たち子供の未来を真剣に考えたことがありますか。 ・・・ あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。 しかし言わせてください。もしその言葉が本当なら、どうか、本当だということを行動で示してください。 」 ☆☆無料☆☆ このスピーチはインタネットで無料で読むことができます。 ⇒ 検索エンジンで「ナマケモノ倶楽部 リオの伝説のスピーチ」と入力・検索 ⇒ 1ページ目の「リオの伝説のスピーチ」と表示されたところをクリックすれば、このスピーチの全文等様々な情報を無料で観覧することができます。 ナマケモノ倶楽部さん、ありがとうございます。
【GONGONトリオ】
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「直しかたもわからない自然を壊し続けるのはもうやめてください。」環境サミットで12歳の少女が語ったスピーチに世界中の人たちが涙した。子供の見本となるべきの大人が子供たちの“未来”のために行動をおこさなければならないんだと痛感した。
書き込み書店
★★★★★
1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。
S&N BOOKCOMPANY
★★★★★
僕もがんばりたいです。
感動
★★★★☆
同じ年頃の子供を持つ親として、子供にごめんなさいと謝りたい気持ちでした。子供の素直な訴えに感動。今から大人も考え改めなくちゃ
fanfan
★★★☆☆
隣の、「地球では~」が問題点を明らかにして、私たちに反省をさせてくれる本ですが、その解決策を与えてくれるのがこの本だと思います。
12歳の女の子の勇気ある行動、私が12歳のころには想像もつかなかったことです。
こんなに素晴らしい人がいたのだとびっくりしました。
問題点を訴えたあと、私たちにも出来ることを挙げていてくれるので、希望が出ます。
本当にちょっとした事から始められるので、多くの人に知って欲しいです。
こころの成長
★★★★★
スピーチの内容はとても平易な言葉で書かれています。
しかし、それだけに私たちの心にダイレクトに響くものがあると思います。
また、スピーチの内容は当たり前のことしか書いていません。
しかし、私たちはその「当たり前のこと」すら出来ていないことに気がつかされます。
森のゆめ書店
★★★★★
9歳でECOという組織を起こし、12歳のときには自分たちで資金を作って、カナダからブラジルのリオの地球環境サミットにまで出かけて環境問題を訴えた少女のスピーチの全文。子供時代のコミットメントは、自分自身が大人になってから再び自身に降りかかってくるものなので、大変な人生だろうと思うが、その後も同じ道を歩み続けて評価されているのが素晴らしい。坂本龍一氏の推薦文つき。
森のゆめ書店
★★★★★
12歳の少女が、カナダからブラジルのリオへの長旅の末、世界の大人たちを相手に訴えた6分間のスピーチ。彼女らは、お菓子やアクセサリーを売るなどして自ら資金を作り、サミットに参加し、交渉をして発言に漕ぎ着けるという離れ技をやってのける。その根源となっているものは、日常の自然に囲まれた生活の中での観察と世の中を見つめる感受性にあったのではないだろうか。
510Style’s Shop
★★★☆☆
国連地球環境サミット。「リオの伝説のスピーチ」。子供と一緒に読んでみたいです。
プランナーの本箱
★★★★☆
行動力のある子です。しかもチャーミングな活動家に今はなっていますね。
書き込み書店
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1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。
書き込み書店
★★★★★
1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。
株大好き.com
★★★★★
これね、感動できます。
バカ本堂
★★★☆☆
このほど来日し、二十歳をこえ、
今の姿が、クーヨンという雑誌に
落合恵子さんと対談している様子が載っていました。凛とした表情が印象的でした。
中臣のかたまり
★★★★☆
一度読んだほうがいい!本当に!
NEWAYSメガ書店
★★★★★
感動のスピーチは涙なしには読めません。
Dreamkids Books
★★★★★
この小さな1冊が、世界の人々の心を結びつけて、「持続可能な世界」を実現するための大きな力になることを確信します。リオの伝説のスピーチ!必ずや心を揺さぶり、行動に誘うことでしょう。幼児・小学生から、大人まで、今必読の1冊です。簡単に読めます。そして思索してください。