売上も内容も燦然と輝くプラチナアルバム
★★★★★
前作の「Tryin' To Get The Feeling」に次ぐ4作目のアルバムで、前作に次ぐプラチナ
セールスとなっている。その内容もまさにプラチナのように燦然と輝く、華麗で繊細で
素晴らしい出来。
当時のLPレコードの解説より抜粋、
「Rag Blues,Jazz,Swing,Boogie,Rock,R&B,Country,Discoそれらがアメリカの音楽です。
そしてバリーの音楽にはそれらの全ての要素が含まれています」(レコードワールド誌)
まさにこの音楽性の豊かさを持ちながら、奇をてらわずアメリカ音楽の伝統を継承して
ポピュラー音楽の王道を守りながら、解りやすく心に伝わる誠実な曲こそがマニロウの
魅力を表しているのだろう。
再び当時のLPレコードより帯のキャッチフレーズから、
「完璧なサウンドと素晴しい才能が見事に結実! スーパーエンターテイナー、
バリー・マニロウが作り出した夢とロマンに溢れるファンタスティック・ワールド!!」
さらにこのアルバムはNY録音のスタジオアルバムとしては最後になるのだが、
名だたるスタジオ・ミュージシャン(デビッド・スピノザやウィル・リー)なども参加
している。また彼のバック・コーラスとして一緒だったレディ・フラッシュとの共演
もこのアルバムが最後(彼女らはその後ロン・ダンテとバリーによるプロデュース
で独立してデビューも果たしている)
前作同様に、この素晴らしい音楽がバリュープライスで手に入るのだ。
持ってないなら全ての音楽ファンにも強くお勧めしたいアルバムです。
20世紀のショパンだ!
★★★★★
20世紀のショパンと断言できる。古典的な美意識とアメリカ大衆文化の良質なサービス精神が、みごとに融合している。アルバム全体にストーリーがある。ポップスを超えたクラシック音楽である。
想い出の中に(恋人たちの賛歌)
★★★★★
邦題”想い出の中に(東芝EMI時代は「恋人たちの賛歌」)”。
このアルバムの再発売は長いこと待たれていました。
名曲"Daybreak"やBarryの優しさ、華やかさが凝縮された名バラード
"This One's For You"など、勢いのあったバリーの全盛期の
玉手箱のようなアルバム。。"Rag, Blues, Jazz, Swing, Boogie,
Rock'n Roll, Rhythm and Blues, Country, Disco・・・"
Barryには本当にアメリカ音楽の全てが含まれていますね
傑作!
★★★★★
コンテンポラリーで、クロスオーバーで、メロウで、華麗で・・・形容詞が足りないほどの傑作です。
ヒット曲"This One's For You"や"Looks Like We Made It"等の他バリーの才能を
存分に感じさせる"Riders To The Stars"や"Why Don't You See The Show Again"など
まさに才能の宝庫です。