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東京裁判の全貌 (河出文庫)

価格: ¥714
カテゴリ: 文庫
ブランド: 河出書房新社
Amazon.co.jpで確認
在庫あります。カバーに若干キズがありますが、中は書き込みも無く綺麗です。
”東京裁判”初心者 ★★★★★
 毎年、お盆時期に騒がしくなる”A級戦犯合祀問題”目にするのも、耳にするのも、拒否感すら感じていた私。そもそも”A級戦犯”とは?何にも知識が無かった私でも、本書にて、東京裁判の経過と結果。それに”A級戦犯”の人となりの一端を垣間見ることが出来ます。
 ”A級戦犯”の1人1人が人物としては大変優れた人物達であり、城山三郎の「落日燃ゆ」のみの知識しかなかった私にとっては”目からうろこ”に感じました。
 本書を読み終え、靖国を政治的・外交的に利用する政治家・メディア・某国・そして、”A級戦犯”たちを無責任に合祀した当事者達に怒りすら覚える。本書の末尾にあるように、靖国とは「(参拝とは)1人静かに行うものと思う」

同感です。
裁判という刑罰 ★★★★☆
この長い戦争が始まったとき、「A級戦犯」と呼ばれた人たちはまだ若かった。
その裁判が終ったとき、その人たちの多くは老い、既に寿命を終えてしまった人もいた。

膨大な証人と、気の遠くなるような数の資料、いつ終るかわからない審議
こんな悪い事もした、あんな悪い事もした
これが証拠だ、これが証人だ、これがお前達の滅ぼした日本だ、
これでもか、これでもか、これでもか、
そして却下、却下、却下…
「A級戦犯」と呼ばれた人たちにとっては
裁判そのもののが執行される刑罰でもあったのだろう。
満足出来る1冊でした ★★★★★
東京裁判について全く知らなかった私には、とても 勉強になりました。 A級戦犯個々の写真、判決一覧表、裁判所の見取り図など、読者にとって、分かり易く、懇切丁寧に仕上げられた教科書のような本でした。 図書館で借りて読んだのですが、買って蔵書に加えてもいいなと思っています。
東京裁判で何が行われたかを知るための入門書 ★★★★★
東京裁判を知らない日本人は殆どいないでしょう。
東京裁判は国際法上無効な裁判だった事を認識している人も多いで
しょう。
では、東京裁判で具体的に何が行われたかを知っている人がどれだ
けいるでしょうか?
被告人の選定から逮捕、弁論の流れ、そして処刑。
最後には遺骨をめぐる確執までが本書で描かれています。
東京裁判でどんな事がどの様に議論されたのか。
その全貌を知るための初めの一冊として最適ではないでしょうか。
手頃な分量の文庫本であり、文章も読みやすく、また比較的中立の
立場で東京裁判の全貌が記述されているのがその理由です。
勿論、2年半かけて実施された東京裁判の詳細はこの分量では書き
きれませんが、手頃な分量で東京裁判の全貌を概観する事の出来る
本書の価値は高いと言えるのではないでしょうか。
東京裁判史観っていう言葉を聞く度に・・・。 ★★★★☆
何となくわかってるけど実はディティールは?だったわたくし。

本書は検察側・弁護側の論証をコンパクトにまとめていて東京裁判をサラリと勉強したい向きにはおすすめです。

事後法に基づく裁きゆえに東京裁判はいかん、と言う一般の認識以前に裁判の根拠そのものに問題があったことがよくわかります。ポツダム宣言を受諾した意味。ドイツとの比較。

処刑された遺体の扱いまで言及。