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All Mod Cons

価格: ¥1,106
カテゴリ: CD
ブランド: Ume Imports
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これこそ、まさに《ブリティッシュ・ビート・ロック》。 ★★★★★
1978年に発表された、THE JAMの傑作アルバムです。THE JAMのオリジナル・アルバム6枚はどれも傑作ですが、このアルバムはその中でも、最も《イギリス》を感じさせるビート・ロックに仕上がっています。THE WHOやTHE KINKSの正統的な後継者とも言える、この独特の《イギリス臭さ》は、好きな人にとっては最高に魅力的だと思います。内容の方もパワー全開の8ビートで、シンプルかつシャープな勢いが、最高に格好よいです。《ビート・ロック》好きなら、決して外せない傑作中の傑作です。
1、2、3、4 ★★★★★
若さ、怒り、性急さと必然性が溢れでたデビューアルバム『イン・ザ・シティー』。そのスピードを落としながら確信を深めたセカンド『ザ・モダン・ワールド』。そして本作『オール・モッド・コンズ』。彼らの最高傑作だという評価に反論はないが、そんなことはどうでもいいのです。押さえた声の「1、2、3、4…」で始まるタイトル曲の、この胸の高鳴りが全てだと思う(この感じは後にスタカンの『カフェ・ブリュ』の一曲目でも感じることになるが…)。また彼らがライヴバンドであることを感じさせる、M2、4、6、7、8、11のビート。M5のアコースティック・ギター。そして個人的No.1ソングのM12「チューブ・ステーション」と、楽曲のクオリティも高く、ポール・ウェラーの才能と情熱が、あの時代にうまく出会った幸福を感じずにはいられません。 本作は、パンクでも、モッズでもなく、『JAM』 そのものであり、またパンクもモッズも呑み込んだ、ブリティシュ・ロックの傑作なのです。
名盤 ★★★★★
初期衝動に駆られたPUNKサウンドからは既に脱却し、JAMサウンドを確立した傑作。
ライブ・ベスト盤でも取り上げられるM-4・7・8・12と佳曲多く、トータルバランスも非常に高い。
(彼らのキャリアの中でもNo1と評価されているコメントも良く見ます。)
特にM-12は、フェイバリットにあげる人も多のでは。(自分はNo2ですが、No1はヤッパ「Going Underground」)
理不尽な社会へ叩きつけた言葉、言葉、言葉 ★★★★★
 短距離走者のように若さに任せて突っ走った”In The City”から3作目、落ち着いた雰囲気のジャケットとタイトルから何か新しいことを予感させてくれたのだが、内容もその通りというのが第一印象だった。”In The City”を愛聴していたので、正直なところこの変化に対して初めはがっかりした覚えがある。彼らにしても、いつまでも活きのいいビートだけで満足できるはずはなかったのだ。今だからわかることだが、ウェラーにその気持ちが強かったようで、作詞作曲だけでなく編曲にも益々主導権を大きくして、ビートの聴いた曲が基本ながらピアノ4、効果音512、逆回転6など新しくはないが彼らなりの挑戦を試みている。今現在の彼にも通じるアコギをフューチャーした5、2部構成といえる清清しい9などは試行錯誤の代表的な例と言えるだろう。

 しかし、どんでん返しが待っていた。最後の最後、”Down In The Tube Station At Midnight”の演奏とこれまでにない強い気持ちを込めたボーカルの迫力に圧倒されてしまった。歌っている内容を知ってさらに衝撃は増した。放送禁止になった理由など当時移民などほとんどいなかった日本では実感できなかったことだが、この曲には英国の社会事情を反映するある日の出来事がThe Jamを通して畳み込むように歌われている。誰にも愛する人がいることをも同時に歌いながら。どちらが主題にしろThe Jamがここまで真剣にこんな題材を歌うとは信じられなかったが、この曲を何度も聴きながらいつしか本作はThe Jam 2枚目の愛聴盤になっていた。
’70sロンドンの音がつまっています! ★★★★★
ジャムには初期のガムシャラが感じられるが、
音楽的に成長の姿がとてもよくわかるバンドでしょう。BR>時代をうまく表現している傑作アルバムです。