『論語』を原書・訓読・現代語訳付きの書で読んで、その後ずいぶん経ってから本書を読んだ。自己流論語解釈の成熟なきままに本書のみで済ませるのは反対だが、さすがに明治時代に官にも民にも大きな影響を与えた渋沢氏の解釈だけあって読み応えはある。まず自身で全文を熟読してから大先輩の意見を伺う感じで読むのがベター。

訳が分かりやすい。渋沢栄一が孔子の問答や言葉を通して何を言いたいかが良く理解できる。論語の易しい解説書である。

本書はあの渋沢栄一がいくつか論語の文章をあげ、それについて解説を加えたものです。
渋沢栄一氏は論語は実践的であるとといています。
私も同感です。
ただ、実行するのはなかなか難しいと思います。
本書は非常に読みやすく、ビジネスに利用できると思います。

最近はビジネス書ばかりよんでいますが、こういった古典を時折読みのは
非常に大切だと思います。
私も微力ながら、論語を実践していきたいと思います。

本書は安くておすすめです。

論語の読み方からの抜粋になるのだろうか。論語から渋沢栄一先生が影響を受けたり、人生訓とされたものをピックアップして解説されてある。

コンパクトであって要を得ており、重読するすることで心に染みてくる本。

中でも繰り返されているのは仁。ここをはずさないことが人生を全ったきものにする秘訣であろう。

以前、論語を読んだ事が有る

当然勉強になったし、論語の凄さは十分認識できた

ただ、それを実戦に活かすまでは至ってないのも正直な所

で、この本

解り易い＝子供向け・初心者向け、といった事ではなく、非常に解り易い

我々日本人に馴染みの有る歴史上の人物の逸話や、今と言う時代に生きる我々の生活に、より近い言葉・現象で語ってくれている

そこに書かれている知恵の数々は、色々な物が目まぐるしく変わっていく現代に生き・働く我々に大きな方向性を示してくれる

個人的にはこの本を読みとても安心し、楽になった（胃の周りスッとした様な感じ）

今後も何かに迷った時、この本を読み返す事になるだろう

是非一読を