もう「そう」とは言わせない
★★☆☆☆
SAWのパート1がなかなかいい出来栄えで、パート2もそれなりの水準だったから、パート3も観たけどあまりのグロさと品のなさに見るんじゃなかったと後悔したが、今回はそれ以上。
長い映画人生で最もグロかった。あのグロさには意味があるのか??
そして頼りのストーリーも特にどんでん返しもなく、パート1〜3の登場人物を再度出してきただけで、肝心の犯人の謎解きもナンだそりゃ??!!という感じ。
こんなんならSAWシリーズである必要がないぢゃないか!!!
前作を見ていないとイマイチ
★★☆☆☆
今回は仲間を失ったSWATの隊長リッグがジグソウのゲームの標的になる。
しかしジグソウはすでに死んでおり、ジグソウの弟子アマンダも前作でジグソウと共に死んでいる。
では誰がリッグをゲームに参加させたのか? アマンダ以外に誰かジグソウの意思を継ぐものがいるのか?
非力な女性であるアマンダと末期がんを患っていたジグソウでは到底仕掛けられないと考えられる仕掛けに、協力者の存在が浮かび上がってくる。
リッグ刑事はゲームでジグソウがしたように人に裁きを与えるゲームをするよう強制させられる。売春斡旋者の女、レイプ魔の男……救うか、自らに選択させるか。そのゲーム自体がリッグに与えられたゲームである。
『執着するな』『私の考えるようにしろ』……リッグはゲームの果てに何を見るのか。
はじまりはジグソウの遺体から発見されたテープ。
『これが終わりと思うな』というメッセージを聞いたのははじめからジグソウの事件を担当していたホフマン刑事。
事件解決のためFBIが動き、ジグソウの元妻ジルへの尋問によりジグソウの過去となぜゲームを始めるに至ったかが明らかになるが、FBIの捜査官もジグソウが残したゲームに翻弄されることになる。
ジグソウの協力者とは? これでゲームは終わるのか? SAWシリーズに共通する驚きのラストまで目が離せない。
SAWシリーズを前作まで見ていないと面白さが半減するのが残念。単体では意味のわからないところも多い。
もはや続編はSAWの名を汚すだけではないのか
★★☆☆☆
前3作はすべて観たが、落胆した3に続き、今回はさらにその下を行った。
まず全体的に意味が非常にわかりにくい。
それぞれの登場人物の関係と目的、どういう状況に置かれていて
今どこで何をしているのか。
そういった基本的な情報を映像からうまく汲み取りにくく、
細かい場面切り替えや回想シーン、大げさなカメラワークによって
どんどん混乱させられてしまう。
が、そもそもSAWシリーズの謎解きは
単純明確な情報が映像から伝わってきて
そんなシンプルな中に微妙に仕込まれた想いやミスリードが
最後のクライマックスで一気に片付くところに気持ち良さがあった。
最後はいったいどうなるのだろう、というのは
あくまで途中の内容がしっかりと観客に伝わってこそなのだ。
それを編集でややこしくしていたり、
SAW3を観ていて記憶していることが前提だったりという造りは
SAW3に引き続いてさらにファンを落胆させてしまった。
意味がわからないまま耐える2時間は辛い。
あまりにもひどい。もはや続編はSAWの名を汚すだけではないのか。
話が絡みすぎ
★★★☆☆
冒頭ジグソーの死体の解剖シーンで始まる。
しかし本編はエリック失踪後半年、ケリー失踪後4日という設定。
しかも3作の内容と同時進行していたのだ。
つまりこの時点で3で死んだジグソーもアマンダもジェフの嫁さんも生きていた(エリックとホフマンと同じ建物の中で)。
スワット隊長リッグが90分内に二人の刑事(エリックとホフマン)を救えるかというゲーム。
FBI捜査官ストラムが加わる。
何もしなければ時が解決するゲームをせっかちでお節介なリッグがぶち壊すという内容。
犯人は以外な場所にいた。