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テンパラメンタル

価格: ¥2,548
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   アコースティック・ギターをベースとした郊外のストーリーテラーから、説得力あるメロディを愛しつつ、完成度の高い音風景を探索するペアへ。『Temperamental』は、ベン・ワットとトレイシー・ソーンがそんな風に進化し続けていることをよく示している。トッド・テリーによる「Missing」のリミックス(『Amplified Heart』から)で新しい活力を得て以来、ワットは自分たちの音楽をクラブに解放した。しかしアイロニックなダンスミュージックが煙たがるはずのあたたかいセンスが、彼らから失われることはなかった。ワットはそうしたやり方で、おそろしく表現力に富み、おそろしく平坦なソーンのヴォーカルが映える音楽の基盤を、うまくつくりあげたのだ。EBTG の音楽のルーツからはかけ離れる面もあるが、『Temperamental』の曲の半分は初期のアコースティック作品(「Hatfield 1980」「Low Tide of the Night」「Lullaby of Clubland」などは初期とのギャップの中間に位置する)のようななじみ深いものだ。「Blame」やインストゥルメンタルの「Compression」などは、そうでないなりのよさを楽しめる。(Randy Silver, Amazon.co.uk)
ETBG! ★★★★★
私音楽通じゃないんですがこれ大好きです

家でチルな時聴くのもいいし
女友達との夜遊びの前に化粧しながら
聴くと、気分が夜モードになるし
セクシーな気分なときにもハマルし
夜のドライブにも合います

映画HICTHの中でもクラブで二人が出会うシーンで
使われてました
ってことで
夜、セクシー、都会、、、って感じかな?

カッコいいが無機質 ★★☆☆☆
実験だったと思う。

トレイシーの歌に打ち込みDr'm BASSを乗っけたらどうなるか?
良質なメロディさえ残っていればいい具合に融合され新しいモノが産まれるのではないか?

カッコ良く勢いはあって確かに所々トレイシー節はあるが、単調な上に温度が無い。

トレイシーの湿った声質には合わないし、何よりEBTGとして一番大切な心底に伝わるモノが無い、聴いていて疲れるのだ。
これもEBTGの作品として初期作品と同一に聴けないことはないが、お遊びにしか写らないし単なる高速ドライブ向けBGM。

色と温度が無い無機質な機械作である。
Sophisticated-pop ★★★★★
エレクトロニカ、ハウスミュージックを援用したシンガーソングライターのアルバム。サウンドデザインとして採用したエレクトロニカ路線はあまり質には影響していないと思われ。出自がネオアコなんで、まさかここまで進化してくるとは想像もできないわけで、この勇気あるチャレンジには驚き。で、新たな領域を開拓しようとしていた彼らはエレクトロニカに目をつけたわけで、そのへんの着眼点はかなりよい。前作のようなメリハリのあるフックはあまり見当たらない部分がわかりにくいところなんで注意。このアルバムのすごさ+魅力は=エレクトロニカの跳ねるリズムと瞑想でもしているかのようなトレシーソーンのヴォーカルとのコントラストにある。またこのアルバムはポップ、ジャズ、フォーク、エレクトロニカなどの多くのジャンルのバランスよいハイブリッドになっている部分にも注目すべき。このアルバムは「内省的」+「ドリィーミィー」なので、実は彼らの特質が色濃く出ているアルバムでもある。エレクトロニカなアレンジを差し引いて考えてみればこのアルバムは彼らの資質(シンガーソングライター的才能)がさらに拡張し、そのポテンシャルがまたさらにドラムンベースという触媒によってさらなる高みに到達していることを証明している。そういう観点から言えばこのアルバムはかなり洗練された知性的なポップミュージックであるといわざるをえない。(9)
前作の延長線ハウスアルバム。 ★★★★★
「悲しみ色の街」に続いてハウスにどっぷり浸かるフルアルバムです。
もうこうなるとどの曲も同じに聞こえてきます。
つまり単独の曲としてではなく、延々と続くドラムンベースとしてBGMにしましょう。
全編がテンパラメンタルです。
輸入CDでしか発売されていませんが、「テンパラメンタル」と「ララバイ〜」のミックス違いを収録したド迫力のミニアルバムがあります。
またまた、子守歌にして今夜もおやすみなさい!!
このアルバムからETBGに入りました。 ★★★★☆
1999年アメリカのアトランタのCD屋店内に流されていた曲がTemparamentalでした。その印象は、こんなにシャイニーでダンサブルなのに同時に哀愁と色気が感じられるという初めての感覚に感動し即手に入れた思い出があります。全曲を聴いて、Temparamentalよりもさらに内省的な印象の曲が多く、個人的に非常に相性が良いアルバムでした。

都会のビルの谷間から真冬の月を見上げ、孤独感に苛まれながらもひたすら歩き続ける。
そんな人生感覚に合う作品です。