Lullabies to Paralyze
価格: ¥1,095
裸でのパフォーマンスで知られるニック・オリヴェリはそのベース技術とともにグループを離脱してしまったが、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは彼とともにバンドを創立したジョシュ・オムの手にしっかりと委ねられている。イーグルス・オブ・デス・メタルやデザート・セッションズのような正規外のプロジェクトはしばし延期して、忙しいフロントマンのオムはこのバンドの3rdアルバムでもいつもながらのドロドロしたサウンドをガンガンに響かせている。怪物的なテーマ、荒々しいリズム、そして、そう、カウベルまでふんだんに使って「Medication」(邦題「メディケイション」)、「Little Sister」(邦題「リトル・シスター」)など、2002年にブレイクした『ソングス・フォー・ザ・デフ』(原題『Songs for the Deaf』)に続く水際立った曲を駆り立てている。友人たちも賛助出演。Z・Z・トップのビリー・ギボンズのギターが残響を響かせる「Burn The Witch」(邦題「バーン・ザ・ウィッチ」)をザクザクと刻み、「You Got A Killer Scene There,Man...」(邦題「ユー・ゴット・ア・キラー・シーン・ゼア、マン)ではガービッジのシャーリー・マンソンとザ・ディスティラーズのブロディ・ダリーがオムと魅惑的な、スリーサムを組んでいる。(Aidin Vaziri, Amazon.com)