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ヴィヴァルディ:協奏曲「四季」

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
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聴く目的によっては合わない場合もあるのです ★★★☆☆
他のレビュアーの方も書かれているとおり、好き嫌いはかなりはっきり表れると思います。
私は喫茶店の店内で流す用にと入手したのですが、そういった用途にはしっくりきません。それは、音の強弱が強すぎるのです。出だしの部分で音量を調整すると聞こえない箇所が多いし、大きめに設定すると、突然の大音量で……。緩急もかなり強めです。結局、別の「四季」に買い替えました。
ただ、それは私のような特殊な用途に限る話で、一般に家庭で聴かれる分には問題ないのかもしれません。
演奏は上手いなぁと惚れ惚れしてしまい、★5個にしてもいいぐらいですが、「私の用途に限って」という注釈つきで★3個とさせていただきました。
ムターの激しい「四季」 ★★★★☆
いつも人魚みたいなドレスのアンネ・ゾフィー・ムター。
ところがこのジャケットです。タンクトップにブルージーンズ!!
これはまさにこのCDを表現した写真だと思います。
これまでのムターの演奏とは一線を画し、荒々しく自己表現に走っているとでもいえばよいでしょうか?
今まで抑えてきたものを一気に吐き出すかのような激しいバイオリンが聴けます。
今までのムターがモノクロのムターであるとしたら、これはカラーのムターです。
聴く人によって評価が分かれる一枚だと思いますが、私はこういう演奏が好きです。
ムターの生々しい主張 ★★★★★
とあるコラムに、ムターのこの四季は好き嫌いが別れるだろうと書かれてあったが、初めて聴いたときにはなるほどと納得した。

「四季」はイ・ムジチ合奏団の模範的演奏をリファレンスとして、もっぱら他の演奏を聴いているが、その観点からのムター盤は、強烈なパンチと癖の強さにまず驚かされた。これは最初の印象として決して心地よいものではなかった。しかし人の驚くべき順応性はどのような場合にも働くようで、苦手なものもやがて好物に変わっていくのは不思議としか言い様がない。もう二度と口にしたくないと思ったミョウガが、今では冷奴には欠かせないと思ったり。

ともかく、多少の我慢をこらえて何回か聴いているうちに、うまうまとムターの思うつぼにハマった。これが世に言うところのムター節なのであろう。こうなってしまうと、イ・ムジチの模範演奏ではまったくもって、もの足りない。

ムターの四季は非常に人間臭い、つまり音楽の中にムターの主張がふんだんに投入されているのだ。これはおのずと、共感する人と拒絶する人に別れるだろう。これはソロ部において最も顕著であるから、春の二楽章、夏の二楽章、冬の二楽章は、現時点ではムター以外のものは聴きたいとは思わない。玄人好みの「秋」。イ・ムジチの演奏ではつまらないので、よく「秋」だけを飛ばして聴いていたが、ムターなら聴ける。そして、実は「秋」がソリストが最も頑張る曲であったことに初めて気づいた。「秋」は、これくらいのインパクトが必要なのだ。(余談だがカルミニョーラの秋もいい)

「冬」の一楽章では、ムターは思い切った試みをしている。これにはまいった。あんた、いくらなんでもこれはないでしょと最も違和感が強かったが、それも今では、これもあり得るなと思うようになった。むしろ一般的な演奏と同様に心地よい。その他、ムターのすべての演奏について言えることだが、演奏に込められた生々しく強い主張、つまりムター節、これにハマるかどうかということだろう。

(関係ないが、一度ムターに指揮棒を持たせてブラームスなどをやらせてみたい気がする。すごいことになるのではないだろうか。)
ムターの個性、きらめくような四季 ★★★★★
ムターの個性と他の4人の個性がしっかり噛み合った、煌めく四季。イムジチより絵画的にダイナミックな演奏のようです。
当然ながらムターの個性が、四季のダイナミックさを増しているような名演奏。
これだけダイナミックだと、コンピュータゲームのBGMに使ってほしいくらい。特にFFのような壮大な筋のものに。
響きはどことなく日本的な感じがする。なぜかはわからないが。
緩急の制御が、おっさんだけの演奏より激しいのかもしれない。
美しい四季。
濃厚な<四季> ★★★★★
ムターは以前カラヤン&VPOと<四季>を録音しているが、これは再録音。好き嫌いの好みはあるでしょうが以前の録音とは違い、かなり濃厚な<四季>で、<四季>の名盤はイ・ムジチだけではないことを教えてくれます。