イラストや表紙のデザイン、後半の切手コレクションの写真、文具店や雑貨屋の案内はよかった。世界のいろいろな切手が見れておもしろかった。
エッセイがちょっと物足りないかなと感じた。
普段手紙をあまり書かない人向きの本です。
ついでにもうひとつ。著者が手書きで書いている文字の中の、「郵」の字が間違っているのが
どうも気になって仕方なかった。

ちょっと期待しすぎた感があった…。
文章中、自分のことをつづっているところで、読んでいて鼻につく感じの表現がいくつかあった。
こういうのが女性にうけるのはわかる気もするが、、、。
イラストレーターが書く文章は、読んでいてやっぱりちょっと違うと思った。

装丁・著者の筆によるイラスト・切手コレクションなど、デザインがかなり可愛くて好もしい。
あこがれのディック・ブルーナさんに会いにゆく少女のような視点も著者の人柄を表しているようで思わず微笑んでしまいます。
ご本人にも実際お目にかかりましたが、そのままの印象でした。
雑貨や喫茶店や本がすきな文系大人少女にぜひおすすめします。

　切手とか封筒とかに関する実践的内容も素晴らしいが、手紙に関するエッセイ部分が本当に「読ませる」。特に心惹かれたのは哀しい時に書く、「出すことを前提としない手紙」についてのくだり。この作業で自分の今を見つめ直すという著者に大いに共感出来た。
　イラストレーターさんの文章って文筆業の人とは違った味がある気がする。この人の手紙以外の題材の本も出版されることがあれば、是非読んでみたいと思う。

手紙大好きだったけど、最近遠ざかってた私。
本屋でふと題名が気になって手に取ったら
すっごくいい！！！！

憧れのブルーナさんには会ってるし、
おばあさんを大事にしているところなんて、
グッと来ちゃいました。

封筒のつくりかたや、古切手の活用法など
目からウロコの内容。
最近では、一番のヒットです。