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プリーモ・レーヴィは語る―言葉・記憶・希望
価格: ¥2,520
カテゴリ:
単行本
ブランド:
青土社
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読まないよりは、読んだ方が良いけど、
★★★☆☆
悪かった点
翻訳に疑問があります。唖然とするくらいの直訳。
さらには、プリーモの話し言葉が急に「~なのです。」「~なのさ。」と変化し、人格に分裂を覚えた。
良かった点
彼の作品にまつわるちょっとしたエピソードがちりばめられています。また、彼の家族について、戦後の化学工場長としての側面も、そこから垣間見ることができます。
《とにかく読んでください》
★★★★★
レーヴィについて深い知識がおありの方だけでなく、レーヴィについて全く知らないぞ!…という方にもお勧めします。この本は、アウシュヴィッツの生還者レーヴィに対するインタビューをまとめたものですから、無論、インタビュアーは一人ではありません。本書では、国籍の違う者がそれぞれの価値観に基づいて、レーヴィにたいして様々な問いをなげかけます。アウシュヴィッツについて興味を持っている方や、レーヴィについて調べている方は、仕事、家族、収容所、神などをthemeにした彼らの質問がレーヴィの本質を理解するヒントとなるかもしれません。ただし、私は原著も読みましたが、そんな私としては、原著にないことが邦訳にあったり、原著にあることが邦訳にはない…ということが少し気になりました(Vecchio io?という話など、邦訳にはなかったと記憶しています)。主観的な意見ですが、カットする必要はなかったと思います。しかし、原著に忠実に訳されていますし、多木氏の訳は、とても読みやすいので、訳文は苦手だという方も読みやすいかと思います。