尾崎豊、最後の作品。
明るい「自由への扉」や、大人の辛さを歌う「Monday morning」など、新たな音楽性を見せた矢先の死が残念でならない。
十字架のアルバムジャケットが暗示的である。
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1. 汚れた絆
2. 自由への扉
3. Get it down
4. 優しい陽射し
5. 贖罪
6. ふたつの心
7. 原色の孤独
8. 太陽の瞳
9. Monday morning
10. 闇の告白
11. Mama, say good-bye

2009年4月25日、彼の17回目の命日に合わせて（先立って4/22に）6アルバム全てがBlu-spec CDとしてリリースされました。本作のオリジナルの発売日は1992年5月10日です。 このアルバムが実質、彼の最後の作品となりました。
ジャケット写真が十字に寝そべる彼の姿であったり、ラスト曲のタイトルが『Mama,Say Good-bye』であったりと、、、彼の没後に発売された事から当時は色んな噂が飛び交いました。実際のところは謎ですが・・・。彼の死後に発売されたという話題性も伴い発売直後に完売。いい意味で彼の表現力、アーティストとしての能力が注目され、当時はこのアルバムをきっかけに尾崎豊の過去作品に遡って聴き始めた10代が増えた、そんな記憶があります。尾崎豊最後の作品であり、少し過去５作品とは趣が異なる『放熱の証』。彼が何を表現したかったのかを個々に想像しながら是非聴いてもらいたいです。