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宇宙消失 (創元SF文庫)

価格: ¥945
カテゴリ: 文庫
ブランド: 東京創元社
Amazon.co.jpで確認
原題はQUARANTINE(強制隔離) ★★★★☆
話の前半は話がまどろっこしくて少し読みにくいかと思いましたが、中盤からグイグイ引き込まれました。
量子論から、どんどんスケールのでかい話になっていってポークウイの示す解釈あたりで、ほほーと思わず唸りました。

量子力学そのものは知らなくても、シュレーディンガーの猫の話を知っているとより楽しめます。
知らない方もネットで簡単に解説してあるサイトなどで調べておくといいと思います。
エヴァンゲリオンの人類補完計画はコレですきっと ★★★★★
もう、ご指摘されている方も多いと思いますが、エヴァンゲリオンの人類補完計画とラストとで人間がみんなスライムになってしまうのも、エヴァに乗っていた2人だけが生き残るのも、これを読むと解ります。なあんだ、これじゃん。って感じ。早く読んでおけばよかった。これを読んでからエヴァを見ると単純にロボットアニメとして楽しめます。真実は違うのかもしれないけど、エヴァのラストの解釈で悩んでいる人がいたら絶対オススメです。そして、これは、この本は、面白い。勇気がもらえる。日本人の言霊信仰なるものも、ひょっとして、あながちありえない話でもないのかもしれない。そして、強い信念をもって生きよう。念ずれば叶う。それを改めて感じました。
今読んでも古さを感じさせない ★★★★★
イーガンの旧作を再読。92年(翻訳は99年)の作品だが全く古さを感じさせない。量子論なんて全くわからないけど、ナノテクとか科学技術をちりばめるだけでなく、星たちがなくなった世界での混乱、カルト教団のテロとか舞台仕掛けがいい。

やっぱり、イーガンは面白い。そういえば、今年イーガンのTAPが翻訳されるって聞いたが、あれはどうなったのだろう?
ナンデモアリの世界 ★★★★★
タイトルの言葉はSFの醍醐味として言われているが、この作品ではそれが世界観とストーリーの二方面で量子力学を背景に物語られている
私の読んだ感想としては「アイディアに感心」の一言が浮かんだ
まずストーリーは量子力学のトンネル効果と観測におけるコペンハーゲン解釈が大枠で絡んでいる、これから読む人は、これらはストーリーを理解するのに必要だと思うので読む前に下準備感覚で理解したほうがよい、トンネル効果は本編では病室の少女が密室をすれ抜けるところで、コペンハーゲン解釈は「拡散」「収束」の理解で用いられている、とくにコペンハーゲン解釈は本編の根幹なので元ネタのシュレーディンガーの猫のパラドックスで調べると良いかもしれない
宇宙消失というタイトル通り宇宙が消失した世界、SFチックなネタだがそこに論理が組み込まれているのがイーガンのすごいとこ、ストーリーと世界観の論理がコペンハーゲン解釈一本でまとめられている、「なぜ宇宙が消失したのか?」考えながら読むとこの作品の深遠さが見えてくるだろう、
SFというよりは一種の科学サスペンス?といってもいい、サスペンスじゃない!という人すみません汗
ナンデモアリとは科学哲学者ファイヤアー・ベントの言葉でもっともらしい論理があれば恐ろしいほどナンデモアリが実感できてしまうSFイーガン書にはぴったりな言葉ではないだろうか
何というか……??? ★★☆☆☆
 最初に感じた違和感が、遂に最後まで消えなかった。本格的な海外のSFが久々だからかと思ったが、どうも違うような気がする。別段、訳に問題はなく、設定も十分理解できるのだが、えー?という感じ。他の方の評価は高いので、単に合わなかっただけなのかもしれないが、少なくとも名作ではないと思う。