この手の本は、やはり苦手ですのね。
嫌いなんです、退屈で。

好きな人は好きなんでしょうね。
う〜ん、嫌いです。

『老人と海』のようなものを期待していたので、ちょっと意外だった。
ハードボイルドなどと云われるけれど、想像していたのと比べたらぜんぜんナヨかった。
登場人物の感情や考えなどいっさい触れず、ひたすら、
事実描写だけを短いセンテンスで積み重ねてゆく、そういう種類の小説かと思っていた。
当時の時代や風俗・流行を切り取ったトレンディーな小説というだけにとどまらず
いくつかの対比・相克・比喩・暗示を読み取れば、それなりに味わいもなくはない、という感じもするけれど
ヘミングウェイってそういうことを熱心に計算して小説を書く人ではないように感じる。
釣りとか闘牛とか、自分の好きなことをひたすら書いていると、
結果的に傑作と呼ばれるようになってる、みたいな。

ダメな人間がダメな日常を送ってダメなまま終わる。
酔っ払いがしつこく同じことを繰り返す科白が良かった！

時代は大きく異なるが、ヘミングウエイの様な生き方をし、本を書く作家が今日いないではないかと思いながら読み進めた。時代精神の問題と言えばそれまでだが、今の売れている作家に何十年もあとに、この本の様に感動する、考えさせられる様な作家はいるだろうか。
ヘミングウェイの作品の中でも最も好きな作品です。原書で読んでその雰囲気を十分味わってください。

いわずとしれたヘミングウェーの名作ですが、、、
女の立場で読むと、、、
ひたすらに「男の体臭」のようなものを感じます！
当たり前ですが、女性的感性をまったく感じないことに、
逆に驚きました！
軟弱な文学が多い昨今、真のハードボイルドを感じることができました！
この朗読CDを聞きながら、原書と和訳を交互に読みました！
淡々としたストーリーなのに何度でも読みたくなるところが、
名作の名作たるゆえんでしょうか、、、

いわずとしれたヘミングウェーの名作ですが、、、
女の立場で読むと、、、
ひたすらに「男の体臭」のようなものを感じます！
当たり前ですが、女性的感性をまったく感じないことに、
逆に驚きます！
軟弱な文学が多い昨今、真のハードボイルドを感じることができました！
朗読CDを聞きながら、原書と和訳を交互に読みました！
淡々としたストーリーなのに何度でも読みたくなるところが、
名作の名作たるゆえんでしょうか、、、