「天下布武」
★★★★☆
おそらくは戦国一のヒーロー、織田信長。
その覇道の陰に「陸奥」がいた、というお話。
信長がまだ「うつけ」と呼ばれていた頃、「陸奥辰巳」と名乗る男が現れる。そしてある出来事を切っ掛けにして、将来何か困ったことがあれば陸奥に助けてもらうという約束を交わす。
十一巻のハイライトは、「桶狭間の戦い」。信長が歴史の表舞台に躍り出るまでが描かれています。
また、途中から辰巳の息子「達」が出てきます。
そう、シリーズ初の「陸奥ツインズ」の登場です。
以降、彼らが物語の中心になってゆきます。