Aphorism for young adults is hidden in this novel
★★★★☆
The main character is a spoiled college student who has no desire to improve himself and to be independent. His indulgence continues almost to the end of the story, which irritated me but at the same time made me feel that this was a skillful method for conveying the author’s message that was hidden in the last to those who were under the same circumstances because they could naturally see themselves in perspective. This novel was written long fifty-eight years ago by the author who is now ninety years old, but it still doesn't lose its freshness and the sentences are very easy to read. No doubt it keeps popularity even now.
ホールデンに捧ぐ
★★★★★
日本語訳(野崎訳、村上訳)も読みましたが、ホールデンのやくざな言葉は英語で読めばこそな気がいたします。初心者でも非常に読みやすいですし、大人になっても、大人だからこそ、ホールデンに共感できる部分もあると思います。
What the hellja do that for?
★★★★★
遠い昔、日本語訳を二回読みました。
評判に違わぬ、繊細な思春期を描いたいい本ですね。
日本語で読んだ頃の記憶は、“繊細な痛み”でした。
そして今回、英語で通読して思うことは、
痛みよりも、より暖かで、豊かな繊細さでした。
sonuvabitch(son of a bitch)みたいな口語表現が満載で、
英語らしいリズムが、まるで音楽のようです。
タイトル The Catcher in The Rye の本当の意味が解ったのも嬉しいですね。
英語的には易しめ(高校レベル)と言っていいでしょう。
本書は活字の大きさも適当で、とても読みやすいです。
お勧めします。楽しめます。
掴めないもの。
★★★★★
どんな言葉で表現したとしても上手く捉える事が出来ない。そのぐらいこの小説にはすべてが詰まっている。とても「大人への反抗」だなんて一言では括れないのだ。一人の少年が高校を飛び出してからNYをさ迷い歩くそれだけの話なのだが、読むうちに様々な感情や思いが頭をもたげ、それがずっと離れない。人によっては、もしかしたら、一生この小説と向き合う事になるかもしれない。
主人公のホールデン・コールフィールドは持てる限りのウィットとアイロニーで、彼の生きる世界とそのインチキさを鋭く言い当てる。その言葉は時に痛快で、時に悲しい。だってホールデンには、本当に大事にしたいものや人は失われていくし、世界どころか自分の周囲、いや自分自身でさえどうにもならないことがわかるのだから。
死にたいくらい打ちのめされても「飛び降りたら通行人が自分の死体を見ることになるから嫌だ」と理由づけたり、将来何になりたいかと言われても「ライ麦畑で遊んでる子どもを捕まえたい」と言いのけるホールデン。彼はただ単に「ティーンエイジャー特有の強がりや甘え」からこのような事を言ったり、矛盾した行動を取るのだろうか?その答えは、ぜひ小説を読んで、肌で感じ取って欲しい。彼が伸ばした手からすり抜けていった真実と共に。
初心者でも読みやすい、と思う
★★★★★
文中には何度も同じ表現が出てきたりするので比較的読みやすいです。
わからない表現があっても調べればすぐわかる範囲なので
高校生ぐらいでも読めるものだと思います。
また、内容もおもしろく、言葉遊びみたいなのもあるので英語の流暢な人も楽しんで読めるっぽいです