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マリア様がみてる 涼風さつさつ (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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強くなった二人の絆 ★★★★★
第14巻・「涼風さつさつ」。

二学期が始まり、学園祭シーズン。隣の男子校・花寺学院の手伝いをすることになった山百合会。男嫌いの祥子さまは、無事にやり遂げることができるのか……といった内容。

陰になり日向になり、祥子さまを支える祐巳。何だかいつの間にか、姉妹の立場が逆転しています。でも祐巳が迷ったり、傷付いた時にはやっぱり祥子さまが傍にいて、彼女を支えるのです。

それがはっきりと分かるのは、細川可南子との一件。祐巳を一方的に非難して傷付けた可南子に対し、祥子さまは容赦なく冷たい言葉を浴びせます。それでいて祐巳には「大丈夫。私は祐巳の味方だから」と、聖母のような優しさを見せる……二人の絆は、これほどまでに強くなったのかと感心させられるシーンです。

久しぶりに、聖さまと柏木さんのテンポのいい罵り合いも見られて(笑)、大満足の巻。
ついに祐巳にも、妹をどうするか考える時期が来ましたか……。
「お前、強くなったな」 ★★★★☆
姉妹校(?)・花寺学院の学園祭の話である。

が、その前の顔合わせの日の、祐巳と祐麒がふたり揃って家路につく場面が、淡々としていながら非常に印象的である。祐麒いわく、「お前、強くなったな」と。

『レイニーブルー』以降の祐巳は、1年生のころと比べると見違えるように精神的に逞しくなっている。新登場の可南子への接し方にしてもそうだし、学園祭当日に祐巳が巻き込まれたハプニングへの対処にしてもそうだ。いちど通読してから改めて読み返してみると、つまるところはこのシーンに行きつく。

ただ、その点以外では、いろんな面で尻切れとんぼという印象を受けた。アリスの私服(笑)の画も出てこないし、続巻『レディ、GO!』『特別でないただの一日』を読んでも、山百合会と花寺生徒会との人間関係は落ちつくところまで落ちついてはいない。今後に期待したい。

  ★★★☆☆
~もはやマンネリの波動に侵され気味のマリ見て百合パワーですが、
今回は何と言っても題名がズバ抜けています。
涼風さつさつ なわけです。
さつさつって何ですか?でも語感がとても良い。
そして涼風は「すずかぜ」と読むのです。
肝心の物語ですが、申し訳程度の新キャラや百合エピが添えられている程度です。

しかしこれを買う意義は十分にあ~~ります。さつさつです。~
強い絆 ★★★★★
 本作で印象的なのはやはりラストシーン。2人の絆がとても強く、固くなったことを示す名シーンだ。中盤の、祐巳さんへの想いを告げる祥子さまの台詞などは、すれ違いでトラブルになった「ウァレンティーヌスの贈り物(前編)」の頃と比べると、隔世の感がある。 

 2人の心のつながりの強さがとても心に響く作品です。なんだかこれほどお互いを想い合える関係って、うらやましくなっちゃうなぁ。

涙、涙のラストシーン ★★★★★
いよいよ男子校・花寺学園の学園祭のお手伝いに行くことになった薔薇さまとつほみたち。
まずは生徒会役員どうしの顔合わせ。
つぎつぎと自己紹介するガクラン軍団に、男嫌いの祥子さまは、はたして耐え抜くことができるのか??

そして平凡なはずの祐巳の学園生活は、ストーカーの出現によって大ピンチ!

切羽詰まった祐巳は、「ギンナン王子」こと柏木優に助けを求めるが・・・。

体は男で心が少女の怪人物アリスや、謎のストーカーなど、新キャラ続出!
はたして花寺学園の学園祭を、薔薇さまたちは無事に乗り切ることができるのか?!

ほのぼのあり。スリルあり。
今野緒雪先生のサービス精神がいっぱいつまった、楽しめる快作です!

ラストシーンは、何度読んでも涙、涙で大感動です!!