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男の服 こだわりの流儀

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 世界文化社
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自律性という自己陶酔 ★☆☆☆☆
落合サンは自らのファッションに関する評論を自律性に基いていると言っているが、これこそが落合サンの本領発揮である。つまりは自己陶酔しきっている。本書はあるファッション誌のコラムをまとめたものだが、落合コラムの特徴で、話が枝葉にとらわれていて本質が語られていない。
自律性に基く評価とは、車で例えたなら試乗するだけではダメで自分と一体になるくらい乗り(使い)こなしてこそ見えてくるもの、などと序章では語っているが、その車の評論にしてもまったくの的外れである。
バック、靴、スーツをそれぞれ百組ちかくも揃えているという落合サンだが、それらをいちいち使いこなすには毎日の着替えを何回すればいいのか?また手入れだけでも膨大な時間が必要である。奇しくも同じ苗字の国際政治ジャーナリストのせんせーは、デーブ・スペクター氏との対談で国際電話代を毎月200万円使っていると豪語していたが、スペクター氏から毎日6万以上も使えるはずはないと、みごとに斬り返されていた。そんなハッタリのかまし方もそっくりな両氏だが、こんどは細木数子も含めて自分達の持ち物の自慢大会鼎談でもしたらどうか。(笑)
また、なにがなんでもブランド指向なところも、権威にすがりたい下司な根性が見え見えである。「車はベンツが良い、バックはエルメスが良い」そんなことはあたりまえである。これが「こだわりの流儀」なのだからまったくあきれ果てる。
ビスポークテーラーが最高と言ってみたり、アルマーニが最高と言ってみたりこんな評論が通用するのも商業主義の服飾関係だけだ。
政治、社会、経済の分野でこんな評論の”流儀”をお披露目したら大ヒンシュクを買うであろう。
こだわり ★★★★☆
この本を買うきっかけとなったのは、スーツに興味を持った事が理由である。
どんなスーツが自分に合うのか、単純な疑問であった。
映画を見ては役者のスーツ、その着こなしなどをチェックした。
考えているうちにそもそも服の歴史からさかのぼって知ってみたいと考えた。

この本は読者に分りやすく且つ映画、歴史、TPOを踏まえた服の着こなしを教えてくれる。 西洋文化では親が子へ、またその子がまた子へと語り継いでいくようだが、この本によって文化背景によって着こなしが代わってくる事も理解しえた。
服に興味のある方は今後の着こなしを考える上で読んでみてはいかがでしょうか?