作品の出来はともかく
★★★★☆
本編は20分で、映像特典はその4倍。それだけ見ても作品そのものの出来を問う代物でないのは明白なので、真面目にあれこれ言ってもしょうがない気がする。ストーリーやセリフに全盛期の東宝怪獣映画のオマージュだかパロディーだかが散りばめられていて、マニアが観ればなかなか楽しい作品だろう。当然、オーディオコメンタリー付きで観るのがお薦め。
それにしても佐野史郎、渡辺裕之、津田寛治、田口トモロヲといった顔触れをみると、みんな好きなんだなぁと思う。多分ギャラなんて関係ない仕事なんだろう。近頃、特撮怪獣映画というジャンルは絶滅危惧種みたいな扱いだけれども、好きな人はまだまだ沢山いるんだなと嬉しくなる。
心情的には星5つにしたいところなれど、怪獣ゲハラがあまりに不細工なので1つ減点。
ざけんな
★☆☆☆☆
これが怪獣映画?なめとんのかい!!
こんなもん凄い!!面白い!!なんて言ってるのは、余程心が広い人か、映画関係者だけだろうね。
ゼオクロノドン
★★★☆☆
鬼太郎の大海獣の実写版という感じでしたね。
お話はパロディだしテレビだしであんなモンかでした。
あの15分程度の作品で100分以上のDVD作れるんですね。
森下悠里の扱いによっては買いですが。
それにしても発売前にこんなに盛り上るとはヒットの兆し?
それも森下悠里しだいかな。
金取るんかい!
★★★☆☆
大手の映画会社やテレビ局の作る如何にもな大作映画ローレライやドラゴンヘッドや日本沈没や感染列島といった大金をただドブに捨てる様な駄作が量産される中まさに一服の清涼剤の様な溜飲が下がる思いであった。やはりこういうB級テイスト溢れる作品こそ樋口慎嗣にふさわしいと思いを新たにする良作であった。それはそれでいい。がしかしこの作品って俺らの受信料で作ってんじゃねぇのかいNHKさんよ?それで金儲けしちゃいかんだろう!以前からNHKが映画作ったり本出したりする度に思ってたんだけどこれって体のいい二重取りなんじゃねぇの?仮に金取ったとしても最低限の商品代以上の金取っちゃまずいんでないの?今まで全く問題にならないのが不思議でしょうがないんだけど?
良質の正統派特撮怪獣映画!?
★★★★☆
NHKで放送されたものを視聴しました。
テレビ番組内の企画ものとしては考えられない程、レベルの高い特撮シーンが満載!
みうらじゅん×樋口真嗣という生粋の怪獣マニアによる番組製作費の贅沢な(良い意味で)無駄遣いと言えるでしょう。
そして、怪獣映画のお約束ばかりを詰め込んだ(良い意味で)バカバカしい展開!
本編よりも手が込んでいるのではないかと疑われる予告編などなど、特撮映画ファン必見の内容です。
短編ではありますが、NHKの底力を見せつけられました。