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荘子―古代中国の実存主義 (中公新書 (36))

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
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ソウルフル、、、慟哭、、、福永流「荘子」 ★★★★★
福永先生の熱い思い。魂の叫び。ズシ〜ンときます。朝日文庫も読みましょう。荘子+福永先生が霊的一体になり、世界に向かい「慟哭」してます。何回もよんでますが。まさに畢生の書です。「荘子は解脱」の書。老子は「処世術」あり。朝日文庫の「内篇」では「文化という呪縛」から解放されることで「真理」が見えるとか? 福永流「荘子」は憑依的ですね。何回も読んでます。
何故,書評が少ないのか ★★★★★
数年ぶりに読み返したが,何度読んでも感動する.
自然と一体となり,何ものにもとらわれない生き方
読んでみるべき本だと思います.
そして,もっと書評があってもしかるべき本ではないかと思います.
著者が荘子に乗り移って書いているようだ ★★★★★
 初版が昭和39年となっているが、古臭さを全く感じさせない名著。

 通常、中国思想の解説書というと、文章に書かれている言葉を細かく分析するスタイルが多いように思うが、本書は違う。荘子が書かれた時代背景を思い起こしながら、福永先生本人が荘子の立場に立ってその思想を述べている。まるで福永先生に荘子が乗り移ったような印象を受ける。
 もちろん、福永先生が自らの言葉で荘子の内容を補足して説明しているのだから、福永先生と荘子がまさしく「一となって」論旨を展開しているように感じる。

 荘子は老子と異なり、大部であるし、すべて同じ人が書いたのではないというのが定説のようだから、評論される人が自分の裁量で言い切ってもらわないと収集がつかないと思う。その点でも、福永先生の試みた手法は見事に効を奏している。
荘子の人物像を文学的に描いた名著 ★★★★★
 この本は荘子という人間のいた時代背景や著者の体験をもとにその思想を解き明かし、その中にいた人間としての荘子像を見事に描き出している。しかし、著者の主観的な荘子観であることは間違いないし、自身の思うことを荘子に語らせている部分も時々ある。いわば荘子をうたた寝の様な感じで表現している本である。故に、結構くせも結構あるが、類書に見られない荘子の存在に対する新鮮さがある。研究においてそのまま基礎資料にすることは難しいが、荘子を知りたい人間には必読の書である。