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哲学入門 (岩波新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 岩波書店
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きわめて難解。安易な気持ちでよみはじめるとすぐ挫折する。表現が簡潔すぎて分かりにくい。 ★★★★★
本書は高校生のとき、十回以上読んだ。私の知る限り、岩波新書では、最も難解な書物である。 しかしがなら、「読書百遍、義おのずからあらわる」を座右の銘として読み進めると、内容が血となり肉となる。哲学的な思考ができるようになり、抽象的な議論では、常にオピニオン・リーダーになれるオマケがつく。

「すべての学は真理に対する愛に発し、真理に基づく勇気を呼び起こすものでなければならない」という三木清の序文は、岩波文庫の奥付けにある三木清の起草した文章と同じ趣旨である。

私は、東大入試が中止になった年に大学に入った。学生運動が華やかなりしとき、過激派に1人で立ち向かい、ゲバ棒で頭をたたき割られていつ殺されるかと思っていた学部時代であった。このような無鉄砲なことをやったのも、本書を繰返し読んだためだ。

出隆の『哲学以前』は、やさしく読める入門書である。しかも内容に感動する。本書は難しくはあるが、読めば読むほど味が出てくるスルメのような本だ。挫折覚悟で読んで見よう。
哲学概観 ★★★★★
よくある哲学入門の本では、人物名やある論に対する解説が添えてあるものが殆どだと思います。
しかしこの本では、それよりも根源的な問題を示してくれます。

難しいと感じるかもしれません。またこの本では哲学用語や哲学者、あるいはある特定の論理の概念はわからないでしょう。
しかし哲学とは何かという問いに対する答えは、十分につまっています。
哲学の根の部分なので、哲学をはじめられる方、あるいは知識だけが浮いてしまっているような方には、ぜひともお勧めしたい本のひとつです。

入門書としては不向き ★☆☆☆☆
この本のタイトルには「入門」という言葉が銘打ってあるが、哲学の入門者レベルが読むには難しい本だと思う。
中身は入門書というより著者の哲学論が書いてある。

初心者や入門者向けではない。

読めば必ず発見がある ★★★★★
60年前に書かれたものなのに古びていません.
入門というだけあって,哲学者が書いているのに,
一般の人も十分に読みこなせる,読みやすい文章です.
「人生論ノート」を読んでこれを読まないのはもったいない.
「人生論ノート」は,何回も読む人が多いといいます.
私は,この本を何回も読もうと思いました.

序章では,環境,主観と客観,経験、常識などについて論じます.
第1章では,知識が真理になるためには何が必要か,ということから解き起こして,
第2章では,第1章で扱った知識の問題を行為の立場から考えます.

「徳は有能であること,技術的に卓越していることでなければならない」
という言葉は,私にとって新鮮でした.

古典だけど,いや,それゆえに,読めば必ず発見がありそうです.