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チベットわが祖国―ダライ・ラマ自叙伝 (中公文庫BIBLIO20世紀)

価格: ¥1,100
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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チベットに今の日本を見る。 ★★★☆☆
ダライ・ラマが述べている仏教精神を基本にした平和主義・無抵抗主義は、理想として素晴らしいと思う。しかし、力を背景としない平和主義は祖国に混沌しかもたらさないのを証明してもいる。最近になってチベット問題がクローズアップされて来たのも国連という力をもってしての事だ。

生命が誕生して40億年、いつの日からか捕食という食う者と食われる者の関係が存在する。仏教精神という意味では、輪廻や因果の思想をもとにした業として、平和や秩序すら武力という力によってしか得られない事を、この地球で生きとし生きるものの宿命として引き受けるしかないのではないか。

そして、なんだかどこかの国の平和主義を思い出してしまう。この国の幕末以来の歴史は、独立を勝ち取るための努力だったのではないのか。もはやこの国の人間は、植民地の奴隷として生きる道を良しとするのだろうか。

breath-taking ★★★★★
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[Full Title] My Land and My People: The Original Autobiography of His Holiness the Dalai Lama of Tibet

If one must read books about Tibet, this is one of the best places to start.

The Dalai Lama manages throughout to convey a calm wisdom. Unlike works by academics on the same subject, this one explains historical facts, events, realties, goals and their context, with an unobtrusive air which causes them all to smoothly enter the mind and feelings. Unlike works by the most passionate radicals on the same issue, this one avoids vitriolic language--nonetheless imparting a vivid picture of a situation no less dramatic and painful. And all this while talking about his life--a manifestation of how much of it is dedicated to Tibet.

A must-read.

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俺の心の中のダライラマ ★☆☆☆☆
 私の心中のダライラマ、私、何時かチベットの人々に自由と平等、正義、幸福を獲得することを信じているが、全てのチベット人の心の願望でもあります。また,私は「ダライラマの理想の祖国」が実現できれば、全世界の全ての生き物は平和で、幸福で、喜んで暮らしていくことができると信じています.私はここでこれからもダライラマ様はご活躍で、長寿でありますように心からお祈りすると共に、全世界の人々に「チベットの問題」を含む,全ての生き物が自由に、平等で生きて行かさせて下さいと呼びかけたいのです。
「平和」という言葉に重みと慈悲が込められている ★★★★★
アメリカのテロで「暴力に暴力で返しても何も解決されない」と米国大統領にメッセージを贈ったダライラマ。彼ほど「平和」という言葉に重みがあり、語るのに相応しい人はいないだろう。
なぜ彼はいまなお愛すべきチベットではなくインドに住んでいるのか。
チベットでは一体何が起こったのか。

中国政府によりダライラマ信仰の罪で投獄された経験を持つチベット人はそれでもなお「ダライラマは自分たちの誇りであり全てである」と語っていた。チベット人だけでなく世界中の多くの人々からも熱く支持されている。
ダライラマとして転生し、子供時代からの彼を取り巻くさまざまな環境も読みごたえがある。

日本ではチベットの問題があまり取沙汰されないので、よくわからない人の方が多いと思います。せめてこの本を目にとめた人にはぜひとも読んでほしいです。

名前しか知らなかったダライラマ。この本で初めて本当の彼を知った。 ★★★★★
共産中国の侵略により、チベットに降りかかった過酷な運命、それに果敢に立ち向かったダライラマとその国民達。しかし、ダライラマの言葉には『敵』に対しての憎しみや恨みがみじんも感じられない。『この人の事をもっと知りたい。いま、チベットはどんな状況なのか?』私にそんな気持ちを抱かせてくれたのがこの本でした。