自分の中で、究極の成功哲学三部作というものがある。具体的には、稲盛和夫の『成功への情熱』、C・M・ブリストルの『信念の魔術』、そして、『マザー・テレサのことば』。この三冊である。成功本とマザーの本を同列に扱うのは不謹慎だ、と思う方もあるかもしれないが、成功の中でも最も大切なのは《精神的成功》であることを考えると、この本は立派な成功本であると言える。この本を読んで感動してしまう純粋な方には、その心を大切にしたままで、成功哲学の世界を学ぶことをオススメする。きっとマザーの教えを実践する上で、大きなヒントになると思います。

大変、薄く、ページ数も百足らずと、ハンディサイズの本ですが、
この中には、マザー・テレサの普段の生活のほとんどが入っています。
貧しい人は、貧困国ばかりではなく、経済的に豊かな国にもたくさんいます。
普段私たちは見えていない、気づかないで通り過ぎている道中に、
家庭の中に、職場の中に、あらゆる所にいます。
忙しさの中で生活する現代において、自分の目の前が一番見えていないかもしれません。
世界中の人間がマザー・テレサの様に生きれば、争いなんてなくなるでしょう。

心に響く本でした。