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鋼鉄の暗黒兎騎士 (ファミ通文庫 ま 1-2-1)

価格: ¥609
カテゴリ: 文庫
ブランド: エンターブレイン
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ファンだから楽しめるけど… ★★★★☆
表紙のガブリエラを一目見てタイトルがネタであることにすぐ気付く、そういうコアなファン向けの本です。過去のエピソードに触れ主要キャラクターを掘り下げる作品としてとりあえず買って損はないでしょう。が、如何せんボリュームが足りない…浅すぎると思います。おそらく普通に本編を読んだほうがよりキャラを掴めるのではないでしょうか?
冒頭の4コマレベルの短いエピソード、マルチアングル、デジャブな学園モノ、巻末漫画…すべてが実に半端でもったいない内容でした。
魅力的なキャラが多数登場する本シリーズだけに主役級ですら空気になりがち…特定のキャラに的を絞った「くろうさぎ2」に期待(短編・外伝シリーズとして秀逸な「タバサの冒険」みたいな)。
主に過去を綴った短編集 ★★★★☆
本作全体を表した訳ではないが、なかなかナイスなタイトルである。『団』が外されているのは個人的な話がメインなのとタイトル全体の字数を合わせるためと思われる。『暗黒』を示すのが1人しかいないので、他の団員達から「これではまるで次期団長の私的短編集のようではないか」といった陰口が聞こえてきそうだが、中身はバラエティに富んでいるし、まぁ、短編集らしいお遊びと言えよう。作順が時系列でもないので好きな騎士の話から読んだり書き下ろしから読んだりする楽しさもある。騎士団内にある“仲良し組”が結成された経緯が判ったりして興味深い内容である。

冒頭を飾るガブリエラの“黒い”話、書き下ろしの1編は、「とうとうキタか」というタイミングの話なのに何だかちっちゃい。アナとの5分程度で終わりそうな会話(8頁)である。続く1編は少女時代の小話(17頁)。本編第9巻のネタを上手く再利用(?)しているのはベテラン作家ならでは。あと、何げに素晴らしいのがまさかの『白兎女学院』設定。みんなにセーラー服を着せたアイデアに最敬礼。第1巻冒頭、試験開始直前の様子を学園に置き換えてトレースするもこれまた僅か14頁、グループ編成だけで終えられては生殺しである。第一、ドゥイエンヌさんの超ミニスカ制服姿の挿絵が無いなんて……無いなんて!アスカの過去話では例の「何でも屋」とその面々の様子が窺い知れて良かった。

割と骨太の短編は『FBonline』に掲載されたものなので既読の諸兄も少なくないと思うが、改めて読み返すとやはり面白い。何気ない雑談の中で語られる体裁が、団員達の日常と普段からの仲の良さをさり気なく示している。デイリィのハードな過去、アフレア&シゥビーニュの切ない過去、アルゴラ&ヨーコの初顔合わせな過去だが、やっぱりアルゴラ様は面白いネ!実に奔放で能天気かつ辛口な独白で笑わせてくれる。
ファンは買って損なし! ★★★★☆
内容は鋼鉄の白兎騎士団初の短編集です!ガブリエラの悪巧みはありません!
個人的に1番のオススメはデイレィの過去話ですね!ずっと気になってた部分なので自分がスッキリしたという意味でもオススメします!他にも興味深い話が書かれているのでファンなら買いですね!ただアスカの話は家族を憎んでいる理由が分かる過去の話が読みたかったのでマイナスではないですがちょっと残念です! 次の次くらいからガブリエラ戦役関係になるようなので展開的に次巻でドゥイエンヌの退団の話があるのではないかと思います?ドゥイエンヌの退団話に絡めてマルチミリエのドゥイエンヌに対する忠誠心がどこから来るのかも分かれば幸いです!
最後にいつも言いますがアナの顔を挿絵か人物紹介か最後のイラストどこでもいいので出してください!癒しの女神なんて呼ばれる大幹部が短編集含め10冊出て1度も顔出さないのはさすがにおかしいですから!あとはアニメ化も期待してます!
最後の最後にガブリエラには黒が本当に似合いますね!